ファミコンソフト体験記「暗黒神話 ヤマトタケル伝説」邪馬台国と日本神話

この作品は、週刊少年ジャンプで連載された同タイトルの漫画と連動しています。元の漫画は諸星大二郎さんが描いています。週刊少年ジャンプで原作を読んでいた人はタイトルを見ただけでピンときたかもしれませんね。タイトルの通り、その内容は邪馬台国や日本の神話にまつわるものになっています。邪馬台国といえば、諸説により九州地方が拠点だったとされたり、近畿地方が拠点だったとされたり、まだ謎の多いお話です。

さて、ストーリーですが、主人公 山門 武(ゲーム内では「タケシ」としかでていませんが、原作を読むとこうであることがわかります)は小さいころに亡くした父親の死に疑問を感じており、父親の友人から「実は殺された」と伝えられたことから、その死について調査し始めることが発端となります。

まずはその父の友人を訪ね、父が亡くなった場所へ案内してもらい、そこで調査をしていたところ、誰も知らない洞窟を発見します。武がその洞窟の内部へ入っていくとそこには古代語で書かれた岩戸が・・・。謎を解いてさらにその中にいくと・・・。という形でストーリーは進みます。

暗黒神話 ヤマトタケル伝説2

本作品は8章構成となっており、場合によって過去へ飛んだりします。

また、邪馬台国に関連した話になっているため、ヤマトタケルとヤマタノオロチ、クマソ一族との関係に加え、神話に登場するオトタチバナ姫、ヨモツシコメといった神々も登場します。途中、ブラフマンとかアートマンとか、海外の宗教の話が混ざってきますが、なかなか面白いです。

ゲームシステムですが、各章それぞれにアドベンチャーパートとアクションパートに分かれています。アドベンチャーパートは選択コマンド方式で移動、使う、見る、聞くなどのコマンドをうまく使いながら進めます。選択し次第ではゲームオーバーになることもあります。アクションパートは各章の最後に用意されており、章ごとのボスとアクションゲームで戦闘します。負ければゲームオーバー、勝てば次章へ進むことができるようになっています。

暗黒神話 ヤマトタケル伝説

この作品は章と章の間にパスワードがでてくるだけで、他のタイミングでゲームを中断することができません。セーブ機能に慣れている方は注意が必要ですし、ボス戦で負けると章の始めまで戻されるという悲劇付きです。

そのゲームシステムを駆使して、この作品のいくつもの試練を乗り越えた先にあるものは・・・ご自分の目で確かめてください(笑)

神話に興味のある方を中心にオススメの作品です。