本物のポロシャツ

2017年10月28日

(ラコステ)LACOSTE ラコステ L.12.12 ポロシャツ (無地・半袖) L1212A 031 ブラック 003

VANが作ったアイビーを基本とし、その基本を少し崩したところに「プレッピー」が登場しました。

きっかけはそのVANの倒産と相前後して、ボートハウスを始めとして各地のメンズショップが発信してきたショップネーム入りのトレーナーでした。

これらのトレーナーはいずれもホワイト、サックス、濃紺など綺麗な色合いをラインナップしていたことが特徴で、ショップ側はチノパンツ、コットンパンツ、ホワイトジーンズなどを合わせる、清潔感のある着こなしをリコメンドしていました。

シャツはこれもやはり綺麗な色合いのポロシャツを合わせることが多く、ポロ、ラコステ、フレッド・ペリーなどが多かったのです。これらポロシャツも山陽商会、三共生興、ヒットユニオンなど国内でライセンス生産されていました。

ところが、これだけポロシャツが増えてくると、ライセンス生産ではなく、本場で作られた「本物」が欲しくなるわけです。

よく、「本物探し」をしました。アメ横の「ミウラ」原宿「ビームス」などにはさすがにアメリカ製、フランス製は輸入されていましたが、東京・下北沢や、渋谷でも手に入れることは出来ました。

特に渋谷は恋文横丁の、さらにその脇に取り残されていたような一角があり、これも昔ながらの洋品屋さんに、何と紛れもないラコステアイゾッド(ラコステはフランスのメーカーであり、アメリカ製はこう呼ばれていました)や、マンシングウェア(これももともとアメリカでした)が平積みされていたのには驚かされました。しかも、国内産よりやや安く売られていたのです。

さすがに生地や作りには粗い部分がありましたが、国内ライセンス製にはない柄のものや、マンシングのペンギンのくちばしが色つきなど、本物ならではの製品を手に出来たのでした。

スタッフと呼ぶにははほど遠い、店番というよりも万引き防止のおばちゃんに「これらはこれから売れますよ」と話しかけると「そうかねぇ・・・」と疑り深そうに答えていたのが印象的でした。