艦これチュートリアル インターミッション ~マルチロール型~

 

ここのところしばらくの艦これの改二の実装状況を見てみると、いわゆる「マルチロール型」の性能を持った艦が増えてきました。というよりも、特に駆逐艦、軽巡の改二ではどの改造でもほぼ全てマルチロール型ばかりが出てきている印象があります。

以前の改二の「一芸に秀でるタイプ」的な性能強化とはだいぶ方向性が変化しています。

今回はそのあたりも踏まえ、マルチロール型の運用方向などを著者なりに少しまとめてみようと思います。

オールマイティ?器用貧乏??

マルチロール型の艦が出るたびに一部で議論になるのがこの見出しでしょう。

色々なことが出来るゆえに、ケースによってはオールマイティな艦としての活躍が期待出来ます。

その代わり突出した能力は無いことが多いため、一般的には難易度の非常に高い海域だと器用貧乏の面が出やすくなります。

そこをどう器用貧乏的にせずに運用出来るかが提督のセンスを問われる部分となるのでしょうが、実際には難易度の高い海域でマルチロール型をうまく運用するのは非常に難しいでしょう。

マルチロール型が活きる海域

マルチロール型が輝くのは、連合艦隊ではない通常編成で、複数の能力、例えば防空と雷撃能力が同時に要求されるような海域でしょう。

ある程度史実を反映する形で、最近の改二実装では防空能力を高めた艦が増えています。

ゲーム上でも敵の航空攻撃能力がかなり向上していますので、空母以外の防空能力が必須になっています。秋月型の対空カットインだけではまったく歯が立たないレベルの敵艦載機・敵空母も出てきていますので(ヌ級など)、艦隊全体でも対空能力の向上が必要不可欠になっています。

その代わり、連合艦隊戦ではマルチロール型は器用貧乏な面が出やすいと言えるかもしれません。

組み込める艦数が多い分、役割分担が比較的容易で、各種特化型の艦の組み合わせで、艦隊全体としてマルチロールの役目が実現出来るカタチ、と言ってもいいかもしれませんね。

重要度を増す「大発」

最近のイベントでは輸送任務がほぼ確実に組み込まれるようになりました。このため、大発を積める艦の重要度が大幅に上がっています

以前は、あきつ丸や水上機母艦の独壇場とも言えましたが、今は大発を搭載可能な駆逐艦、軽巡が大幅に増え、輸送任務の艦隊構成のバリエーションが広がっています。

連合艦隊で輸送連合の縛りがシステム上なければ、機動部隊や水上打撃部隊構成で輸送任務を行なうことがゲーム進行の効率上からも十分あり得る選択になっています。

大発自体が実はマルチロール的装備になっていて、輸送量の増加に加えて地上型の敵への特効が付与されています。

ですので輸送任務のボスが地上型だった場合には、大発系の装備が火力面にも寄与するようなうま味も出ています。

2017年夏イベのある海域でまさにそういう状況があり、アタッカーの駆逐艦に大発を乗せることで輸送量も稼げる一石二鳥な効果が出て輸送ゲージクリアがかなり楽になったケースも実際に存在しています。

大発搭載可能な駆逐艦の改二の重要性も増していますので、うまく運用して少しでも楽に海域クリアを目指したいところです。

そんな中でも光る特化型の能力

新しい改二実装艦が軒並みマルチロール型になったこともあって、ゲームとしてそちらを重要視する方向なのかと考えがちかもしれませんが、イベントでの最深部のボスと対峙するときなどにはやはり火力への特化艦の突破能力がどうしても必要になります。

イベント最深部ボス、特に甲難易度では恐ろしく「堅い」相手であることがほとんどで、火力特化艦の夜戦でなければ装甲を抜けないケースが多くなっています。

イベントの海域のバリエーションが広がりマルチロール型の艦の重要度が上がっても、火力特化型や夜戦カットイン特化型の艦の重要度が下がることはありません。

どちらのタイプもしっかりと育成してイベントに臨みたいですね。