私の転職歴、十年間で七回の転職

2015年8月1日

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私は、二十八歳で最初に就職した会社を辞めてから、三十八歳になるまでの十年間、七回転職を重ねてきました。もともと私は、一つの会社でじっくりと働きたいと思うたちなので、こんなに転職を重ねるのは本当は自分のライフワークに合わないのです。しかし、理想の会社を求めて転職を重ねるうちに七社の会社を渡り歩くことになってしまったのです。そして、費やした年月は、なんと十年にものぼることとなってしまいました。

最初、「この会社を辞めて、転職先を探そう」と考えたのは、八年勤めた会社をリストラされたのかきっかけでした。それも、退職を迫るというやりかたではなく、事務職で入った私を、全然違う職種に追いやったのです。そして、私が今までしていた仕事は、その当時から、だんだんたくさんの会社で導入され始めた派遣社員さんを入れて、その人にさせることになったのでした。事務職に誇りを感じていた私は、精神的にも、肉体的にもおいつめられていきました。

しかし、リストラとは解っていたものの、友達に「辞めたい」と愚痴を言うばかりで、なかなか転職活動は始めませんでした。それというのも、両親と一緒に住んでいたため、両親に今の状況をどう説明してよいのかが分からなかったという事と、転職に反対されることが分かっていたからです。

それでも、我慢に我慢を重ねた結果、とうとう耐えられなくなり、両親に話して、転職活動を始めたのは、違う職種に回されてから八か月後の事でした。

これから、先の長い転職活動が始まるわけですが、この時後悔していることが一つだけあります。それは、「これは、リストラだ」という事にきづいてから、八か月も我慢してしまった事です。最終的に結果が同じ(転職活動を始めるという事)になるのならば、始めるのは早いことにこしたことはありません。その時の、求人状況もありますが、始めるのなら、早い方がゴール(転職先)に早く着くからです。

何事も早めに行動に移すのに越したことはないと言えると思います。