トッド・リンデン選手について

2017年10月28日

ソング・オブ・楽天イーグルス

楽天ファンでなければ「え?誰?」となるかもしれません。

そんなトッド・リンデン選手について紹介します。

リンデン選手はNPBで活躍したのは2009年から2010年までの2年間、しかも、2009年は途中からの参戦ということもあり、実質は1年半の在籍になります。

在籍球団は楽天ゴールデンイーグルス。上記のとおり、1年半という期間であるがゆえに、他球団のファンの方は印象に薄いかもしれませんが、楽天ファンの方には強烈に印象が残っていることと思います。

リンデン選手は右投げ両打ちの外野手で、楽天に助っ人として来る前はジャイアンツ(MLB)からドラフト1巡目指名されたのち、マーリンズ、アスレチックス、インディアンス、ヤンキースと5球団を渡り歩いて活躍してきました。

2009年6月に楽天と契約し、来日したわけですが、7月2日に初出場しダルビッシュ選手から2安打放ったかと思ったら7月7日には4打数4安打3打点の大活躍。途中加入とは思えない破竹の勢いでチームをグイグイと引っ張るリードオフマンに抜擢されるほどの活躍をしました。

結果2009年の成績は途中加入であるにもかかわらず打率.292、先頭打者ホームラン3本を含んだホームラン数12本でした。しかしながら、三振も多く73試合で105の三振を記録し、実に1試合平均で1.5三振と調子にムラのある選手でした。

たった1年半の在籍ですが、ここまでの成績以外にもこんな記録にも絡んでいます。

2009年9月26日の試合ではセギノール選手、中谷選手と共に3者連続ホームランを記録しています。3者連続ホームランで有名と言えば阪神のバース選手、掛布選手、岡田選手の3発ですが、クリーンアップである3番、4番、5番での3者で繋いだホームランです。今回のセギノール選手から始まった3者連続ホームランは下位である7番、8番、9番で繋いだもので、非常に珍しく、プロ野球史上2番目の記録でした。

キャラクターとしては熱くなりやすいタイプだったようで、審判とのトラブルはNPB以外にも多く、2010年8月18日に起こした退場では仲裁に入ったマーティ・ブラウン監督に対し「なぜ日本人の肩を持つんだ」と批判したとのことです。

外国人監督のチームでは助っ人外国人のトラブルは言語が通じる分少なくなる傾向がありますが、リンデン選手にはあまり関係なかったようですね。

そんなリンデン選手は2010年にNPBから姿を消した後、アトランティックリーグに参戦後、マイナー契約を結びましたが、メジャーでの契約に至らず、2014年からはジャイアンツ傘下のA級チームでバッティングコーチをしているとのことです。

三振の山か猛打賞か。成績が極端であったが故に2009年のシーズン終盤にドキドキ感を与えてくれたリンデン選手は今、アメリカの地で次世代の育成に汗を流しています。