最初の転職:引き継ぎが4日間だけでまったく仕事が分からない

2015年8月1日

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私が、最初に勤めた会社から最初に転職した会社は、とても条件が良い会社でした。

それに加え、大きな会社の支店だったため、面接の時に「入社前に本社に研修に行ってほしい」と言われたため、きちんとした会社だなと思ったものです。二週間先には入社して欲しいとのことだったので、無理して会社を辞めてしまいました。

そして、二週間の研修は何事もなく終わり、次の日から出勤するという時にいきなり携帯に電話がかかってきたのです。そして「今の事務員は仕事ができないから辞めさせるから」とわざわざ私に伝えたのです。この会社はおかしい・・・・そう思った始まりでした。

翌日に出社すると、引き継ぎは4日間しかないことが分かったのです。普通どんな仕事でも、そこのやり方を学ぶため、一か月くらいは必要です。つまり、全く分からないまま引き継ぎが終わったのです。

おまけにその会社は、私の前任者に解雇を通告してから、私を採用したのではなく、私を採用した後に解雇を通告するというやり方をしたのでした。

まったく仕事が分からないまま、一人の事務員として誰もいない事務所に置いておかれる不安。上司である所長は「自分がこの会社で、初めて事務員辞めさせた」とか、何かわからないことを聞こうとすると「オレにそんなことを聴くな」とか「お前はもうリーチ(辞めさせる)がかかってる」とか、ひどい暴言を吐かれ続けました。

そして、私も1か月半後は、前任者と同じく、後任者を入れてから解雇されるという形でそこの会社を去ることになったのです。

しかし、この時、首になったことでホットした事を覚えています。このような会社で働き続けられない、という事は薄々、感づいていましたし、精神的にも追いつめられていた事は間違いがありません。

とは言っても、私にも反省すべき点はあります。それは、前職を辞めたいばかりに、その会社を調べもせずに入社を決めてしまった事です。また、前の会社を無理をして二週間で辞めた事のバチがあたったのかも、とも考えました。

そして、これが私の長い長い転職活動のはじまりだったのです。