ファミコンソフト体験記「ポパイの英語遊び」

ポパイの英語遊び1

今回紹介するゲームはこちら「ポパイの英語遊び」です。ファミコンソフトの中でもかなり初めのほうに発売されたものです。ファミコン初期にはドンキーコングやドンキーコングJrといった作品が並びましたが、その中の一つとしてポパイがあり、そのゲーム背景をトレースしつつ新しいクイズ形式のゲームとして作られたのがこのゲームです。

最近の子供たちはポパイを知らない子もいるかもしれませんので、簡単に説明しましょう。(詳細は「ポパイ」で検索してみてくださいね!)ポパイとはアメリカで流行したアニメで、主人公のポパイの活躍を描いたものです。ポパイはほうれん草を食べるとムキムキのスーパーマンになって悪役を退治するのです。恋人ブルートを守りつつ、悪役のブルートと戦います。昔はこのポパイを引き合いに出されてほうれん草を食べなさいと言われたものですが・・・。本作品ではほうれん草を食べるよりも英語を勉強しなさいといわんばかりになっています。

さて、本ゲームのシステムですが、クイズゲームになっています。ファミコン初期でクイズゲームというのは非常に特殊で、まだアクションゲームとシューティングゲーム以外のゲームシステムが構築されていない頃ですから、アクションゲームとしてキャラクターを動かすことで問題を解く、といった形式のゲームになっています。

回答は出題(単語)に対し、ポパイを動かし、アルファベットを入力していくことで行います。単語中に同じアルファベットが複数存在する場合(例えばZooの「o」)は一度入力すると同時に全て入力され、入力の順番に特別ルールはなく、どこからでも入力できます。入力したアルファベットが間違っているとスウィーピーがぶらさがっている籠がブルートに攻撃され、何度かミスが続くとスウィーピーが落ちてしまい、その出題に対し回答失敗となってしまいます。

ポパイの英語遊び

ゲームを始めるとまずは3択になります。Word Puzzle A、Word Puzzle BとWord Catcherです。Aがノーマルプレイ、Bがハードプレイ、Cが対戦プレイといった感じになっています。Bを選択するとヒントになる日本語すら出てこなくなり、単語を文字数だけで当てるといったとんでもないゲームに大変身します。Cは回答に加え戦略や駆け引きといったものが要求されるため、大人でも楽しめる内容になっています。

AとBを選択した後は出題分野を選択することになります。Animal(動物名)、Country(国名)、Food(食べ物名)、Sports(スポーツ関係)、Science(科学関係)、Other(その他)の6択です。単語のみの出題であるため、英語を勉強し始めた小学生や中学生にも効果があるゲームですが、上述の通り、大人も遊べる作品になっています。

回答の仕方が独特なため、ちゃんとわかっているか、コツをつかんだプレイをしないとクリアできないのが本作品の特徴です。

英語の教材を買う前に、本作品をプレイしてみてはどうでしょう?まぁ、今のご時世、ファミコンを起動するといった高いハードルがあることはもちろん承知の上ですけど。