艦これチュートリアルその5 ~制空値・制空権~
今の艦これは、空母の航空戦で制空権を取ることがとても大事な要素になりました。
戦闘開始の際の航空戦で「航空優勢」または「制空権確保」を取れると、まず敵の航空攻撃の火力を弱くすることが出来ます。
次にこちらの攻撃機の損害を減らして、航空戦での攻撃力と、砲撃戦に空母が参加するときの攻撃力を上げることが出来ます。
さらにもう一つ、偵察機を積める軽巡、重巡、戦艦などが、砲撃戦フェーズで「連撃」「弾着観測射撃」を行えるようになって、トータルでは1.5倍ぐらいの砲撃戦火力を出せるようになります。
さらにさらにもう一つ、一番確保が難しい資源の「ボーキサイト」の消費量を大きく減らすことが出来ます。資源に関してかなり厳しいゲームバランスになっている艦これでは、消費を出来るだけ減らして戦闘を行なうことが、いろいろな面でプレイを楽にするコツの一つになります。
●制空値
制空値は、基本的には空母などのスロットの「搭載機数」と艦載戦闘機(緑のアイコンの飛行機)の機種によって変わります。具体的には、それぞれの艦載機の持っている「対空」の数値によって計算が行なわれます。
今はその数字にプラスして、艦載機の熟練度(≒経験値)でボーナスが受けられるようになっています。
ちなみに搭載機数というのは、艦載機などを載せたときのスロットの○の横にある数字です。
艦載機の種類と機数ごとの制空値は、攻略Wikiにある「制空値早見表」を見るのがわかりやすく、手っ取り早いです。たとえば赤城の27機のスロットに零式艦戦21型を載せると、そのスロットの分の制空値は25になります。複数戦闘機を積むと、それぞれの制空値の合計が艦隊全体の制空値になります。
この艦隊全体の制空値を、深海棲艦側の制空値と比較することになります。
敵の制空値はやはり攻略Wikiに詳細なデータが掲載されていて、それぞれの海域のどのマスでどんな敵艦が出てくるかをまとめた一覧表の後ろに数字があります。
その一覧表の中で、航空優勢の欄の数値が目標になります。可能なようならば、制空権確保の数字を目指すのもありです。
たとえばカムラン半島(2-1)を攻略する場合には、Eマスのボスと対戦して優勢を取れる値を目安に戦闘機を積めばOKということになります。この場合にはEマスのワーストケースを想定して、制空値42を目指して戦闘機を積むことになります。
●連撃、弾着観測射撃
スロットが3つ以上あってかつ、偵察機を1機以上積み込めるスロットがある艦は、航空優勢以上を確保できた場合には、昼の砲撃戦フェーズでの連撃と弾着観測射撃が出来るようになります。
これを使うためには積む装備に制限があって、主砲(赤い大砲)を二つと偵察機などが必須になります。改装済みの重巡や戦艦などスロットが4つある艦は、多くの場合に4つめのスロットはフリーになりますので、4つめにはその時々、想定される戦闘によって積む装備を色々と変えて戦闘に臨みます。
駆逐艦と一部の軽巡では偵察機の搭載機数が0になっているので、そういった艦では残念ながら昼戦での連撃などは行えません。