若鷹軍団Hawksの軌跡~野球ファンが驚いた小久保事件の勃発

2017年10月28日

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小久保無償トレードの衝撃

2003年11月3日に発表された小久保の巨人への無償トレード・・・いわゆる小久保事件です。小久保とオーナーである中内正が同席して記者会見がありました。涙を流すオーナーとは対照的に、前を見つめてしっかりと話す小久保・・・それを見ていると、小久保の方は心の整理がついていると感じました。

何故、チームリーダーである小久保をトレードに出すのか?・・それも無償で・・・。誰しもが疑問に思い、衝撃を受けました。

シーズン途中に、小久保の方から自由契約の意思が伝えられていた様です。当時の球団社長だった高塚猛との衝突が有った様ですし、その年に小久保は怪我していたので、その治療費の問題も有ったとか・・・。

小久保は選手会長でしたので、選手の代表として球団(高塚猛)と話し合う機会が多く、結構、嫌な話も耳にしていたところも有る様でした。無償としたのは、オーナーが、小久保の年俸に金銭トレードの分を上乗せしてくれるように頼んだからだと言われています。

選手たちも反発して優勝旅行をボイコットしますが、同期である鳥越(現内野守備コーチ)が「小久保と話をして、巨人に行くなと言う」とテレビのインタビューに答えていた事を思い出しました。

カリスマ社長の逮捕

ダイエー時代のホークスは、本当にいろいろと問題を起こしましたね。球団社長だった高塚猛は、小久保事件の翌年に強制わいせつの罪で逮捕され、懲役3年、執行猶予5年の刑を受けました。カリスマ的な要素があった高塚猛ですが、オーナーだった中内正は高塚が逮捕される前に、「高塚のことは自分が守る」と言った事を覚えていますが、中内正にしてもオーナーの器では無かったと思います。球団の事は、高塚猛が自分の好き勝手にやっていたんじゃないかとさえ思いましたね。しかし、そんな球団も、ダイエー王国の崩壊とともに、ついに終わりを迎える時が刻々と近づいてくるのです。