艦これチュートリアルその6 ~昼戦連撃・弾着観測射撃~

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艦これでは、攻撃のフェーズのうち砲撃戦フェーズで、特定の条件を満たした艦は昼戦でのカットイン攻撃になる弾着観測射撃や、1回の攻撃ターンで2発砲撃ができる連撃が行えるようになってます。

これらの攻撃は通常の攻撃よりも非常に強力で、連撃では最高、通常攻撃の2.5倍近い威力を叩き出すことも可能です。

連撃、弾着観測射撃を出来るのと出来ないのとでは火力が段違いで、敵の撃破確率も全く異なってきます。ぜひ使い方をマスターして、海域攻略に役立てていきましょう。

・発動する条件

昼戦の連撃や弾着観測射撃を発動させる条件を細かく見ていくと、結構面倒な条件が設定されています。ですが、基本部分は二つだけ。細かな条件に関しては後ろにまとめます。

その二つの条件のうち1つは、航空戦フェーズで「制空権確保」または「航空優勢」を取ること。もう一つは、連撃・弾着観測射撃に合った装備をさせることです。

航空戦フェーズで「制空権確保」や「航空優勢」を取るやりかたは、戦闘フェーズの説明の中の航空戦フェーズのページで説明していますので、そちらを参照してみてください。

今回は連撃・弾着観測射撃用の装備について説明します。

・発動させるための装備

連撃・弾着観測射撃を発動させるには、特定の装備の組み合わせを使う必要があります。

まず大前提になるのは、水上偵察機(零式水上偵察機など)か水上爆撃機(瑞雲など)を、搭載機数が1以上のスロットに搭載することです。搭載機数が0のスロットでは駄目ですので、搭載機数が0機のスロットしか持たない艦は発動することが出来ません。

装備の組み合わせとしては弾着観測射撃では以下の組み合わせがあります。

主砲 副砲 徹甲弾 電探 威力
2 0 1 0 150%
1 1 1 0 130%
1 1 0 1 120%
1以上 1以上 0 0 110%

連撃は主砲を2基以上搭載していればOKで、攻撃力120%の砲撃を2回行ないます。

戦艦だと、主砲 x 2、水上偵察機、徹甲弾の組み合わせで、昼戦連撃と弾着観測射撃の両方が発動する装備になります。

重巡、航巡は徹甲弾が積めないので、主砲 x 2、副砲、水上偵察機の組み合わせでしょうか。ただ、この組み合わせになると夜戦では、連撃を行なわずカットイン攻撃のみになります。

夜戦のカットイン攻撃は艦の運のパラメータが高くないと安定した発動が期待できませんので、昼戦で倒しきれる相手なのか、夜戦にもつれ込む可能性が高い敵なのかで、装備を使い分けた方が良いかもしれません。

夜戦突入も考える戦闘であれば、重巡系の4スロット目は、探照灯、照明弾、熟練見張り員など、夜戦の攻撃力などを強化できる装備を運ぶ重要な役割もありますので、そちらも考えた上で装備を工夫した方が良いでしょう。

・発動率

連撃・弾着観測射撃の発動率は、いくつかの条件が影響してきます。

1つは、航空フェーズでの航空優勢の度合い。制空権確保出来た場合のほうが、航空優勢時よりも10%ほど確率が上がるとされています。

2つめは、旗艦補正。旗艦に据えた艦は、やはり10%ほど発動率が上がります。

3つめは、索敵値によるもの。索敵値が高い方がわずかですが発動率が上がるとの統計結果が出ています。

連撃と弾着観測射撃とでは、弾着観測射撃の方が発動率が高く、両立が可能な装備ならば両方を合わせてかなりの確率で強化攻撃が行えます。結果、昼戦での火力が大幅に向上します。

・命中率補正

弾着観測攻撃では、命中率にもプラス補正があります。補正率はかなり高く、艦が赤疲労状態でも命中を期待できるほどの大きな補正があります。

ただし、かなりまれではありますが、艦が疲労していない時でも、弾着観測射撃を外すケースもあります。その時の敵へのダメージはいわゆる「カスダメ」になります。

・その他細かな発動条件

航空戦フェーズが発生しない場合には、連撃や弾着観測射撃は発生しません。このため通常は、空母系の艦船か、瑞雲などの水上爆撃機を搭載可能な艦船が1艦以上組み込まれていて、該当する航空機を搭載している必要があります。

例外としては、制空値0の敵が航空戦フェーズを発動させるような場合には、こちらが航空機の有無にかかわらず自動的に制空権を確保できますので、この場合にも連撃などが行えます。あまり多くはないケースだとは思いますが。

また、偵察機が撃墜されたりして索敵に失敗した場合にも航空戦フェーズが発生しませんので、このケースでも連撃・弾着観測射撃が行えません。

航空劣勢(ゲーム進行上での表示がない)や制空権喪失の場合には、敵も連撃・弾着観測射撃を行なってきます。一気にこちらの損害が増えますので、制空値の調整には十分気をつけましょう。