派閥解消か!?~ジャニーズカウントダウンとSMAP分裂騒動について。~

週刊文春が報じた ジャニーズ女帝メリー喜多川 怒りの独白5時間【文春e-Books】

2016年が始まって、しばらく経ちました。2016年に入ってからのジャニヲタのビッグニュースと言えば、やはりSMAP分裂(独立)騒動でしょう。いろいろな報道がされていますが、一つ言えるのはメンバーは上層部の派閥争いに巻き込まれただけなのです。変化は既に去年(2015年)のジャニーズカウントダウンコンサート(以下「カウコン」)に表れていました。それまで出演したりしなかったりしていたキスマイ(Kis-My-Ft2)が出演したり、ファンから「聞きたい曲」と「見たい組み合わせ」を投票してもらうと言う画期的な方法がとられました。その結果、キスマイの北山さんと大倉さんの組み合わせだったり、修二と彰(KAT-TUNの亀梨和也さんと、山下智久さんの期間限定ユニット)が復活したり、90年代後半のJr.黄金期のツートップだった滝沢秀明さんと、渋谷さんの組み合わせが実現しました。ジャニーズに詳しい方ならお気づきだと思うのですが、これは「派閥を超えた」組み合わせなのです!これまで絶対に共演しなかった(キスマイがJr.時代は共演していましたが。)キスマイと∞がユニットを組んでる!とビックリしました。

これまで、SMAPを始めとするI元・マネージャー(既にジャニーズ事務所を退社)派と、嵐を始めとするメリー喜多川副社長&藤島ジュリー景子副社長(メリー副社長の実娘)派が対立していて、絶対に共演はしなかったのです。対立しているといっても、実際にそうなっているのはIさんと、メリーさん&ジュリーさんであって、タレント同士は仲が良かったんです。だから、派閥なんて無ければいいのに……と思っていました。そんな中でこのSMAP分裂騒動が出て、年末に感じた違和感が解消されました。対立していたIさんが退社したので、必然的にIさんが管轄していたグループ(SMAP、キスマイ、ABC-Z等)は二人の副社長のグループに吸収されたのです。だから、派閥を超えた共演が叶ったのです。

派閥同士での対立が無くなったのはいいのですが、派閥争いに巻き込まれたSMAPがとても不憫です。SMAPのメンバーももう40代ですし、それぞれ「SMAP」と言う看板がなくなっても、十分やっていけるだけの実力はあったので、解散しても良かったのです。騒動後初めて放送された「SMAP×SMAP」で5人揃って謝罪しましたが、あんなふわっとしたことしか言えなかったのなら、解散してしまえばよかったのです。悪いのは、SMAPのメンバーでは無いのです。謝罪すべきなのは、I元・マネージャーと、副社長の三人です。

I元・マネージャー派だった、SMAPやキスマイは、これからどうなるのか気になりますね。