舞台役者、歌手、文筆家、俳優、様々な顔を持つ星野源って何者?星野源の魅力が光る作品総まとめ!
皆さんは、星野源というアーティストを知っていますか?
あなたの知っている星野源は、舞台役者?歌手?文筆家?それとも俳優?
様々な顔を持つ星野源の魅力が光るドラマ・映画作品をご紹介します。
まずは、星野源さんの人となりをご紹介します。
松尾スズキ主催の劇団「大人計画」の、阿倍サダヲや宮藤官九郎と共に劇団を支える舞台役者であり、最近では、舞台だけでなく、ドラマ、映画など幅広く活躍している俳優です。
また、インディーズレーベルで、音楽ファンなら知らない人はいないSAKEROCKというバンドの元メンバー(今は解散しています。)であり、二度のくも膜下出血の手術と闘病生活を経て、奇跡の快復を遂げてからは、ソロアーティスト・星野源として、精力的に、作品を発表し続けています。
また、御本人は、作家と名乗るのに抵抗があるようなので、文筆家と明記しますが、これまでに「蘇える変態」「働く男」など5冊の本を出版し、「働く男」がオリコンの文庫本部門TOP10にランクインしています。
彼の書く映画評論は、興味のない作品でも、そんなに面白いのなら・・・と、つい観たくなる評論で、彼の書く小説は、昨今の芸能人の作家デビューブームとは一線を画す完成度の高さで、文章に、星野さんの人柄がそのまま滲み出ています。星野さん本人は、文章を書く才能はない、それでも書き続けてたもん勝ちだという事をおっしゃっていて、まさにその通りだなと思える才能を発揮しています。
そんな星野源さんが一般に知られるようになった映像作品がこちらです。
「地獄でなぜ悪い」
映画「愛のむきだし」「ヒミズ」など、人間の内面をえぐるように引き出し、ヒリヒリした感情表現を得意とする園子温監督が、初めて本格コメディーに挑戦した作品です。主演は、長谷川博己。
共演には、二階堂ふみ、堤真一などです。星野源さんは、ワケわからない内に、ヤクザの映画撮影を称した抗争に巻き込まれ、二階堂ふみさん演じるヒロインに淡い恋心を抱く青年・橋本公次という役で出演しています。ご本人が「手術した場所と同じところを切られています。」と笑い話にして宣伝していたのが、印象的でした。星野さんの、何処にでもいる青年の風貌が、最大限に生かされた作品です。
タイトル:「地獄でなぜ悪い」
2013年9月28日(土)新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
配給:キングレコード=ティ・ジョイ
公式サイト:http://play-in-hell.com/
「箱入り息子の恋」
主演・星野源。共演は、夏帆などです。30歳過ぎてまで誰とも付き合わず、友人もいなく、職場である役所と自宅を往復するだけの日々を送る主人公・天雫(あまのしずく)が、親同士のお見合いによって知り合った、夏帆演じる目の見えないお嬢様・奈穂子に一目惚れをし、初めての恋に全力投球していくお話です。劇中で、星野さん演じる雫は、カエルの物真似をしたり、ヒロインの家の二階に進入して、素っ裸でベランダから落下したり、かなり体を張っています。笑えるシーンも勿論多いのですが、それより何より、二人の必死な恋模様に号泣必至です。しかも、予想外なところから、予想だにしない展開に転がるので、その年に公開した映画の中では、掘り出し物な作品でした。主演作ということで、星野さんの色々な魅力を観られる作品なので、星野さん初心者の方にお勧めです。
タイトル:「箱入り息子の恋」
2013年6月8日(土)テアトル新宿ほかにて全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
公式サイト:http://www.hakoiri-movie.com/
ドラマ「コウノドリ」
最後は、映画ではありませんが、TBS系列で放送されていたドラマ「コウノドリ」です。主演は綾野剛。共演には、松岡茉優、吉田洋などです。星野さんは、主人公・サクラの同期であり、共に切磋琢磨してきた仲間であり、過去に傷を抱え、笑うことが無くなった産科医・四宮春樹を演じています。物語のキーパーソン的立ち位置で、笑わないけど、患者思いという最強のツンデレ男が、ラストに見せた最高の笑顔に、ハートをヤラれた女子は多いのではないでしょうか?このドラマで、俳優・星野源を知った方も多いと思います。
いかがでしたか?
色々な下積み時代を経て、二度の大病からの生還を果たし、俳優、歌手問わず、生き方そのものが、魅力的な星野源さん。これからも、一つのジャンルに囚われることなく、素晴らしい作品を発信し続けて欲しいですね!
(文 / Yuri.O)