楽天松井 日本単独2000本安打達成 メジャーで成功した日本人内野手

2017年10月28日

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松井稼頭央が28日ソフトバンク戦でプロ野球通算2000本安打を達成しました。メジャー出戻り選手が日本単独で2000本を達成したのは、中村紀洋以来という報道も散見されますが、中村が日本2101本+米国5本に対し、松井は日本2001本+米国615本で、どこか中村に対する嫌味の様にも思える報道でしたが、今回松井が快挙を達成したのは事実。

松井は既に日米通算2000本安打を達成し名球会入りも終わった後だけに、少しニュースとしてのインパクトは薄いですが、こちらがNPB公式記録として2000本安打を達成です。

そして現在日米通算2616本安打の松井に対し、日米通算3000本を期待する報道もありましたが、この日米通算記録はファンによっても見解が分かれる記録です。しかし、少なくともメジャーリーグ挑戦していた7年間を日本で選手生活を送っていれば、張本勲に次ぐ2人目の3000本達成者だったことは間違いないでしょう。

名門PL学園から1993年ドラフト3位で西武に入団した松井は、90年代の黄金時代末期の西武をリードオフマンとして牽引し、02年と西武最終年の03年は連続して30号本塁打を放つ和製の大型遊撃手活躍しました。

当時の松井は日本を代表する遊撃手で周囲の期待値も高く、満を持してのメジャーリーグ移籍と言えましたが、メジャー移籍以降は怪我も多くなり、遊撃手から二塁手へのコンバートも経験し日本での打棒もなりをひそめました。

しかし、日本に比べて成績を落としたとはいえ、その後に続いた日本人内野手、中村紀洋、岩村明憲、中島裕之、西岡剛、田中賢介らは日本トップ選手であったにも関わらず、メジャーでは殆ど通用しなかったことを鑑みると、非常に大きな成果をあげたといえ、現時点では井口と並び最も成功した日本人内野手と言えます。

その後、11年から楽天で日本復帰しましたが、年齢的なものもあって西武時代のような成績は残せませんでしたが、昨年から打撃成績は息を吹き返しつつあり、3割近い打率を残しました。左翼手にコンバートされ守備の負担が軽減された現在は、更なる活躍を期待したいところですが、39歳という年齢を考えると、もう2、3年が体力の限界でしょう。

引退までには通算安打を2200本くらいまで伸ばしたいところですが、松井の打撃成績、守備成績どれをとっても素晴らしく、十分に球史に名を残していると言え、現段階でも殿堂入りは確実でしょう。