ファミコンソフト体験記「けっきょく南極大冒険」

今回紹介するゲームは「けっきょく南極大冒険」です。

かわいいペンギンが主人公のアクションゲーム的要素とレーシングゲーム的要素が複合化された作品になっています。

この作品はMSX用のソフトとして開発され、ファミコン版に移植されたものですが、当時開発コンセプトとして教育用ソフトであったことがわかっています。

このゲームは各ステージクリア後に各国の国旗が掲げられるわけですが、その国旗を覚えてもらうためのソフトとして作られたようです。

現在ではWiiUのバーチャルコンソールで遊ぶこともできるようになっています。

けっきょく南極大冒険3  けっきょく南極大冒険

では、この作品のゲームシステムについて紹介しましょう。

ステージが開始されると主人公のペン太が前に向かって走り始めます。

途中、クレバスがあり、そこに落ちたり、躓くと大減速してしまいます。

これらをうまく回避して制限時間内にゴールすることが目的になります。

途中クレバスから飛び出てくる魚や路面にささっているフラッグを回収すると得点が加算されていきます。

クレバスからは魚の他、アザラシがにゅっと顔を出してきますが、それに当たっても減速してしまいます。しかもそのアザラシの顔のちょっと憎たらしいというか、なんというか、そんな表情をしているので、当たった時の悔しさときたら・・・!

ということで動きはアクションゲームですが、前方からせまりくるものを回避しながら進むあたりや制限時間内にゴールを目指すあたりはレーシングゲームを想像させます。

けっきょく南極大冒険2 けっきょく南極大冒険3

後ろで流れているBGMワルトトイフェル作曲の「スケーターズワルツ」の曲と共に進むのですが、マッチングしているのかしていないのか、ちょっと不思議なところです(笑)。

ゲームは最初のスタート地点から南極大陸を一周して元の場所に戻ってくるようになっています。

この最初のスタート地点であり、最後のゴール地点となっているのが昭和基地となっていて、各ステージのゴール地点も各国の南極基地に該当しているようです。

その基地の所有国に応じて、国旗が上がる仕組みになっているとのことで、開発当時(1983年)の世間における南極に対する関心がどれほど高かったかもわかる作品になっています。

上記の通り、今でも遊ぶことができますので、ぜひ一度遊んでみてください。

システムは単純なので、小さなお子さんも遊べます。意外とお父さんよりも子供のほうが上手かもしれませんね!