思春期になると異性を好きになるのが普通? 学校とジェンダー セクシュアルマイノリティ編1

2016年10月17日

※上記はフィクションです。

最近では文部科学省が性同一性障害に考慮する通知を皮切りに、教育の現場でも認知、理解され始めたセクシュアルマイノリティですが、あだまだセクシュアルマイノリティを含めてすべての子どもが通いやすい学校への道はまだまだ遠いようです。例えばSceneのように、学校の先生が「もしかして、お前らホモか」などと発言することや友人が「お前こっちなの」などと言うように「ホモネタ」を使って笑いを取ることは依然として日常的に残っていると思われます。

以前「何が困るの ――ゲイ個人編」ではメディアに出てくるような「いじり」のひとつで男性2人でふざけ合う人たちや、「男らしく」ない人に対して「お前たち「ホモ」かよ~」「お前、こっちじゃないのか」などと声がけすること、メディアに登場する「オネエ」がどうしても男性の同性愛者であり女装していたりしなやかな人が多かったりする事から自分がゲイだと気付いた時、「みんなとは違う」という葛藤と同時に自分の「オネエ」ようにしなやかな言動をしなければいけないのだろうか、またメディアで行われているように周りから笑いの対象にされるのではないだろうか、と葛藤する人もいるということをご紹介しました。

Sceneで紹介したような日常の「当たり前」はセクシュアルマイノリティにとって「笑い」の対象にされるという感覚だけでなく、否定され自己肯定が難しい状態にマイノリティもの当事者たちを追い込んでいく可能性があります。