受験勉強で長時間学習することは可能か

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受験生ともなると、「1日○○時間は勉強する」などということが当たり前のように言われています。しかし、1日に与えられている時間はどんな人でも24時間です。この24時間の中で、長時間勉強することは果たして可能なのでしょうか。ここでは、2ケタすなわち10時間勉強することが可能かどうかを検討してみます。

まず、勉強意欲にあふれている人は、10時間勉強することはそれほど苦痛に感じません。というのも、睡眠時間が8時間としても、起きている時間=16時間のうち、60%程度を勉強に充てればよいからです。

では、勉強嫌いの人はどうでしょうか。朝早く起きたくない、夜は眠たくなる、食事はゆっくりとりたい、遊ぶ時間も欲しい、などといった気持ちが起こってきて、なかなか10時間勉強することができないと考えてしまう人は多いです。こうした人は、朝早く起きる、夜もある程度は勉強する、遊びはしばらく我慢する、食事はそこそこの時間で済ませる、などといった習慣づけをすることが大切です。しかし、どうしてもこうした習慣を身に着けられない、という人も、1日10時間であれば、勉強することが可能です。

まず、朝は8時に起きます。早起きの目安とされる6時や7時に起きる必要はありません。ただし、「9時まで寝ていたい」などといっているとさすがに10時間学習が難しくなってくるので、8時ごろには起きるようにしましょう。

その後、朝食をとったりする時間を1時間とります。1時間あれば、しっかりと目を覚まして、勉強に集中する環境を整えることができます。そして、9時になると勉強を開始します。ここからは、途中の小休止はあっても良いですが、12時まで勉強しましょう。こうすれば、午前中に3時間を確保することができます。

昼食には、1時間程度かけて構いません。午後は、13時から勉強を再開します。午前中は一気に3時間学習しましたが、昼間は眠たくなりやすいことや、頑張りすぎると夜に疲れが出てしまうので、2時間で一旦休憩に入ります。そして、15時から1時間程度休息し、16時から18時まで再び2時間の勉強をこなします。

夕食にも1時間かけて構わないので、19時ごろから夜の部を始めます。夜の部は、22時まで3時間頑張ります。多少疲れるくらいのほうが睡眠をとりやすくなるので、3時間頑張りましょう。そして、23時をめどに就寝します。

こうすることで、朝3+昼2×2+夜3=10時間を確保することができます。また、食事は1回あたり1時間、昼には間の休憩が1時間、睡眠時間は9時間あります。なかなか1日10時間勉強できないという人は、案外ゆとりのある計画を立てても1日10時間になることを理解し、10時間学習をできるようにしましょう。