全国特産品味めぐり ハニーローザ

ガーデンストーリー すもも ハニーローザ 1年生苗

ハニーローザとはすももの新品種です。品種登録は平成6年ですが、

手間がかかるため栽培希望者が見当たらず、熊本県玉東町(ぎょくとうまち)が唯一手を挙げ平成15年から栽培しています。以来玉東町の生産者が苦労を重ね、日本一の栽培面積と生産量を誇っています。

ハニーローザの特徴はなんといってもその糖度の高さです。平均で17度もありメロンや桃以上の糖度です。また酸味が少なく、果肉も柔らかく、肉質もなめらかと凡そスモモの一種とはいえない果実です。

これだけ美味しい果実ではあるものの、収穫時期は6月中旬から下旬とわずか10日しかありません。さらに、手間がかかり、他のスモモに比べ単位面積あたりの収量が少なく生産者泣かせのハニローザでもあります。しかしながら、ハニローザの美味しさを消費者へ届けたいとの一心で生産を続けています。まだまだ認知度が低いため、取引価格も生産コストぎりぎりのところです。生で食べるのが一番ハニローザの良さを味わっていただけるのですが、時期が限られているので、もっと多くの方にハニローザを味わってもらいたいとアイスクリームに取り組みました。濃厚アイスで有名なメーカーがフレーバーにと引合いもあったほどアイスクリームとの相性も抜群です。玉東町は近辺に菊池という酪農地帯があることも幸いし、朝獲りの生乳を使ってハニローザアイスクリームが出来あがりました。

カップを開けるとハニローザのジャムがアイスの上にトッピングとして載っています。ジャムを一口ほお張ると口中にハニーローザの香りと甘みが広がり、その感動にだれもが驚きます。アイスクリームはほのかなハニーローザの香りとあっさりとした味を楽しめます。

さらにアイスの中にジャムを混ぜ込んでいるので、時々果肉に当たるもの独特の味わいを楽しめます。他のフルーツのアイスクリームとは次元の異なる絶品との出会い。子供からお年寄りまでだれもがその美味しさに惹かれます。

毎年6月には玉東町をあげてのハニローザ収穫祭が行われます。

初夏の風に吹かれながら、幻のスモモに出会ってみてはいかがですか。