艦これチュートリアルその25 ~艦の育成のコツ~
艦これのゲームシステム上の重要な要素の一つは艦の育成です。
艦これの戦闘システムは乱数の出目の影響度合いが非常に大きく、艦をどれだけ育成しても確実に戦闘に勝てるという保証にはならないのですが、それでもある程度以上の艦のレベルがなければ、いくら艦の強化(近代化改修等)を行っても行き詰まるケースがほとんどです。
今回は艦これにおける艦の育成を出来るだけ効率よく行うためのパターンの典型的なものをいくつかご紹介します。
まずは演習
艦これでもっとも1回の戦闘あたりの獲得経験値が高くなるのは演習です。艦の育成では、まずは演習をフル活用しましょう。
対戦相手がいわゆる「ガチ構成」だった場合に演習での勝利を考えるなら、育成のごく初期の艦や駆逐艦を組み込むのは難しくなります。ただし演習の勝率を考えず、最初から負けも覚悟と言うことであれば、完全に育成用として使ってしまうことも出来ます。
演習の対戦相手が放置用構成などで、単艦放置、2艦での放置などをしてくれている場合には、経験値を最大限獲得するチャンスです。しっかりと活かしましょう。
育成したい艦を旗艦に据え、後ろの艦を相手艦隊を打ち破れるだけの構成にして、確実に勝ちの分のボーナスも含めて経験値をゲットしましょう。
育成初期の艦や駆逐艦などは、MVPを取ることを最初のうちは考える必要はないでしょう。
駆逐艦の育成は大変なケースが多いですが、対戦相手が潜水艦隊だった場合などには、大きな経験値獲得のチャンスと言えます。ある程度のレベルまで育った艦であれば、旗艦のMVPで3倍の経験値獲得のチャンスもあります。
3-2-Aマス
初期の艦の育成の常套手段とされる海域の一つが、北方海域のキス島沖海域(3-2海域)のAマスです。
このマスには軽巡、雷巡以下の敵艦しか出現しないため、1艦こちらの艦隊に潜水艦を組み込むと、敵艦の攻撃はすべてこちらの潜水艦に向けられます。これを利用することで、レベルの低い艦も一切ダメージをもらうことなく繰り返し出撃して、一気に経験値を稼ぐことが出来るようになっています。
これをひたすらぐるぐると繰り返すことで、高速育成も出来るようです。
5-4
マスごとの獲得経験値と消費資源、食らうダメージなど、各種コストとの比較で、もっとも経験値獲得効率が高いと思われるのは、南方海域の中のサーモン海域、通称5-4です。
こちらは艦の構成によってルートの固定が可能で、途中で大ダメージを受けない限り確実にボスまでたどり着くことが出来るため、艦の経験値稼ぎと司令部の戦果稼ぎを同時に高効率で行うことが可能な海域になっています。
艦の経験値もS勝利で通常504と非常に高く、旗艦でMVPを取れば1マスで1500以上の経験値になります。上手く巡回することでLv90以上の艦もすごいスピードで成長します。
安定して先に進めるのは空母を2艦以上入れての上ルートになるでしょう。さらに全部で4個ドラム缶を装備すれば、ボスまで3戦の難易度低めのルートを固定することが出来ます。
著者は駆逐艦をこの海域で育てたことはないのですが、艦隊の組み方の工夫で駆逐艦育成にも利用可能とのことです。
また、艦の改造前の最後の追い込みに、5-4-Aマスに繰り返し出撃するのもありでしょう。旗艦に据えれば1回750以上の経験値になるので、Lv30台の1レベル分などは、あっという間に稼ぐことが出来ます。
1-5
駆逐艦、軽巡洋艦の育成には鎮守府海域のExtra Operationの一つ、鎮守府近海(1-5)も便利です。
1マスあたりの経験値は決して高くはありませんが、ボスまでのルートを逸れなければ登場する敵が潜水艦ばかりですので、対潜能力のある駆逐艦、軽巡洋艦の育成に向いています。
随伴する軽空母、航空戦艦などにMVPを取られることが少ないので、結果的に経験値が稼ぎやすくなっています。
1-5は司令部レベルが上がるとAマスの敵潜水艦のレベルが上がって、1発大破の危険が高くなりますが、その際には「先制爆雷攻撃」能力を持つ艦を一緒に組み込むと良いでしょう。
育成目的の艦がMVPを取れる確率は大幅に下がってしまいますが、それでもAマスで1発大破撤退するよりは育成効率が上がるはずです。
4-1
駆逐艦育成で著者が今、少し使っているのは西方海域のジャム島攻略作戦、4-1海域です。
こちらは、駆逐艦 x 4+正規空母+戦艦で、ボスまでS勝利が取れます。獲得経験値が特に高いわけではありませんが、駆逐艦4艦を一気に育成できるのでそちらの面ではメリットがある感じです。
ただし、駆逐艦は最低改造済みで近代化改修も終えておく方が良いでしょう。
まとめ
まだまだ他にも色々な育成方法があるはずです。
ただ、他の提督が好んで使っている方法が他の人にもきちんとマッチするかどうかは微妙なところです。
色々な方法を試して、それぞれの提督ごとに使いやすい方法を見つけるのが、結局は一番の近道と言えるでしょう。