常に上を目指す意識、向上心が勉強の結果に影響する

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる! | 椋木 修三 | 本 | Amazon.co.jp

自分の能力を高めるためには、向上心が大切だといわれています。このことは、勉強においてもあてはまります。

例えば、試験で100点をとることは素晴らしいことなのですが、100点をとったからといて、それだけで満足してしまう人と、さらに向上しようと努力する人とでは、長期的にみれば大きな差が生まれてしまいます。100点をとれていたとしても、さらに解説を読みこんだり、よりスピーディーに解答するためのトレーニングを行ったりすることが大切です。点数が悪かったときのほうがむしろ、純粋に正解を出せるようにする、という単純な勉強方法でもいいくらいです。悪い結果を長々と引きずっても、良い結果が得られる可能性はあまりないからです。

このように、点数などの数値データは客観的ではあるものの、一喜一憂せずに冷静にとらえることが大切です。そのうえで、向上意識を持ち続ければ、成績上昇にもつながりやすいです。具体的な勉強内容のみならず、意識の面も成績向上につなげられるようにすることが望ましいです。

では、具体的にどのような意識改革を行えばよいのでしょうか。まず、目標を高めに設定する方法があります。例えば、今回のテストが80点だったから、次は85点を目指そう、といった現実的に可能な目標だけを設定するのではなく、100点をとろう!といった「夢」とも言える目標を設定してみると、意識改革につながります。「まだ上がある」という意識を持つことにつながるからです。もちろん、目標を達成する喜びを味わい、モチベーションをアップさせることも大切です。現実的な目標にこだわりたい人は、「目標」と「夢」の2段階目標を設定することもできます。

さらに、自分を上から目線で見てみることも大切です。自分の視点から自分を見つめてしまうと、ある程度努力すれば満足してしまいがちです。しかし、上から目線で見てみると、まだまだ改善できる点が見えてくるはずです。身近な人をはじめ、さまざまな人をイメージしながら、どういうポイントを指摘されるだろうか、と考えてみる習慣をつけると、自分自身を客観的にとらえることができ、低い目標で満足しきってしまうことが少なくなります。