橋梁計画について(2)橋梁の構造形式による区分と特徴

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前回は橋梁を造られている材料で区分しましたが、今回は種類(構造形式)で区分してみましょう。おおむね次にあげる5タイプに区分出来ます。

桁橋

単純で一般的な構造形式です。主桁と言われるコンクリートなどで出来た桁で支える形式で、その上に舗装などが乗ります。中小河川に架ける橋によく使用されます。途中に橋脚を建てて連続的につなぐ場合もあります。主桁は工場で生産したものを運んできて架設する場合と、現地で製作して架設する場合があります。

トラス橋

鋼材を三角形に組み合わせて造られており、鉄道でよく見かけますね。おおむね桁橋より長い支間の橋に用いられ、支間が長くなると上弦材などを弓なりに曲げてあるものもあります。適用支間としては50m~110m程度になります。

アーチ橋

弧状になった主要部材を水平方向に固定し支持する構造となっていて、桁とアーチの位置関係で上路アーチ、中路アーチ、下路アーチの3種類があります。 安定性が良いので、風が強い渓谷などでよく見られます。適用支間は50m~170mくらいまでです。

斜張橋(しゃちょうきょう)

一般的には2基、あるいは1基の主塔を建て、その主塔から斜下方に真っ直ぐに伸びるケーブルで引っ張って桁を支えています。主塔の形状は1本柱、2本柱、H型、A型、逆Y型、門型などがあり適用支間は130m~500m程度になります。吊橋の次に橋長を長く出来る橋で、技術的に一番新しいものです。横浜ベイブリッジ(橋長860m)が有名ですね。

吊橋

上部に張り渡したメインケーブルから垂れ下がっているハンガーロープが橋床を吊り下げ支えている構造で、メインケーブルはたわんでいて曲線を描いています。主塔、ケーブル、桁、アンカーレッジからなり、桁はトラス桁形式と軽量の箱桁形式があります。超長大橋として計画されることが多く、適用支間は150m~2000mになります。本州四国連絡橋の明石海峡大橋(橋長3911m)などがありますね。