中学受験生のスケジュール管理は誰がやる?本人?親?家庭教師?
中学受験生は毎日大忙しです。スケジュールが詰まりすぎており、一体どの日に何をやってよいやら困惑してしまいます。そこでスケジュール管理が重要になりますが、一体だれがスケジュールを管理すべきなのでしょうか。
小学校高学年ともなれば、ある程度の計画性は備えているはずです。特に中学受験をするとなれば、計画力(整理力)も必要ですね。ただ、スケジュール管理を本人がやると、ついつい一部の項目を見落としてしまいがちです。また、貴重な勉強時間が失われてしまいます。本人がスケジュールを把握することは大切ですが、管理をすべて本人任せにすることは酷だと思います。
そこでスケジュール管理者として登場するのが親ですね。親は子供の学校や塾のスケジュールをよく把握しているケースが多いので、スケジュール管理には適任といえそうです。しかし、親によるスケジュール管理がうまくいかないこともあります。それは、塾の宿題など、勉強に取り組む時間がスケジュール通りにいかない場合です。予定では30分で終わるはずだった宿題に思いのほか時間がかかってしまい、せっかく立てたスケジュールが台無し、という経験をお持ちの親御さんは少なくないのではないでしょうか。いくら子供の予定を把握していたとしても、各単元の理解度まで把握している方は少ないようです。そのため、学習面でのスケジュール管理が不十分になりかねません。
学習面でのスケジュール管理を任せやすいのが家庭教師です。子供の勉強を見るための専門職ですから、どの宿題ならどのくらいの時間で終わらせることができるか(やるべきか)を的確に指示することができます。もしスケジュール管理がうまくできない先生なら、早期に交代してもらいましょう。家庭教師に学習面でのスケジュールを立ててもらうにあたっては、学校行事などはずせない予定を伝えておくことが大切です。子供が勉強に充てられる時間枠を示しておき、その枠を効率よく活用できるスケジュールを立ててもらいましょう。
このように、中学受験生のスケジュール管理では親+家庭教師が効果的です。得意分野をうまく生かして分業を行い、子供をラクにしてあげましょう。