ファミコンソフト体験記「熱血高校ドッヂボール部サッカー編」おなじみ殴る蹴るのケンカサッカー
今回紹介する作品は「熱血高校ドッヂボール部サッカー編」になります。熱血高校といえば「くにおくん」です。有名なシリーズ作品です。この作品は「くにおくん」シリーズの4作目に該当します。
(1作目:熱血硬派くにおくん、2作目:熱血高校ドッヂボール部、3作目:ダウンタウン熱血物語、4作目:本作品)
さて、この作品についてまずはストーリーから紹介します。
主人公のくにおくんが通っている熱血高校のサッカー部は万年弱小と言われるチームでしたが、なんとか全国大会への出場権をゲットしました。しかし、それを記念してサッカー部員のみんなが食べに行ったお寿司屋さんでなんと食中毒に。偶然食中毒を回避したサッカー部員のたかしとマネージャーのみさこが運動神経のいい学生が集まるドッジボール部へ助っ人の依頼をしにいき、マネージャーの悩殺作戦(?)も功を奏し、無事にメンバーがそろい、いざ全国大会へ!というお話です。
ステージをクリアするごとに本家のサッカー部員が少しずつ食中毒から回復し、最終ステージ(決勝戦)では全員がそろいます。本家部員は助っ人よりもはるかにレベルの高い選手がそろっていますが、そろうまで時間がかかります。どういうフォーメーションでいくか、戦略的要素も含まれた作品になっており、単純なスポーツゲームに収まることなく、非常に楽しめる作品になっています。
ここで、ゲームシステムの紹介ですが、主は当然サッカーゲームとなります。ただし、くにおくんシリーズオリジナルのサッカーで勝ち残らなければなりません。
人数は6人ですし、前後半1分30秒ずつ、殴るあり、蹴るありのケンカサッカーで、ファウルがないという特別なルールのサッカーになっています。
もちろん、殴る蹴るはユーザー側も敵側も同条件。こちら側も油断しているとあっという間にぶっ飛ばされます(笑)。さらに、くにおくんシリーズでは欠かすことのできない必殺技も健在です。必殺シュートはキャプテン翼並に相手のゴールキーパーごと吹き飛ばす始末。
全国大会はトーナメント方式であるため、ワンミス=ゲームオーバーです。このような流れで実施するケンカサッカーに勝ち続けるのが目的のゲームになっています。
くにおくんシリーズは2頭身のデフォルメキャラが非常にかわいらしいのも特徴です。まだ遊んだことのない人はぜひ遊んでみてください。