介護も気負わずに。「介護疲れを軽くする方法」

2018年4月7日

介護疲れを軽くする方法---家族を介護するすべての人へ | NPO法人 介護者サポートネットワークセンター・アラジン |本 | 通販 | Amazon

家族の介護、介護は誰しもが経験するかもしれない世の中になってきています。老々介護という言葉も大分メディアでも取り上げられ、高齢者施設では様々な問題がおきニュースに取り上げられたりしています。そのような介護社会のなかで家族介護をしている人達の実際とはどのようになっているのでしょうか。

家族を介護する人のためどのようにしたら良いのか、ということで立ち上がったのが、2001年に設立されたNPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジンです。少しでも介護者が楽になるように介護の方法についてまとめられている本になります。

家族を介護している実際の場ではどのようなことがあるのか体験談も書かれています。介護の長い時間を過ごしていくなかで、同じように介護を抱えている人達、同じような立場の人との出会い繋がりや情報交換の大切さがあり、繋がりから解決すること心が軽くなることもあります。

介護保険サービスを利用している人もいます。介護保険では、ケアマネージャーが主に相談に乗りプランをたてていくこととなりますが介護保険をはじめて利用するときは戸惑いもあるかもしれません。利用方法や必要な知識についても書かれています。サービスもいくつも種類があったり、どの程度のサービスが使えるのかその人の介護状態によって違うのでなかなか難しいところです。介護保険だけでは介護はまかないきれないこともあります。

介護保険以外でもサービスはあり、家族の集まる甲斐での悩みや課題の情報共有などもあり、同じ立場の人で話をすることはメリットがあり有意義な時間となっています。

介護で疲れきってしまう前に知っておくと良い、介護をする家族に役立つ知識や情報も紹介されています。

また、介護を行っていく上で一人で抱え込まないことが大切であり、家族や親類を介護のなかに入ってもらうようにする方法や介護に対しての心構えが解説されています。誰もが一人で抱え込まずに、その状況をありのまま受けいれ家族が無理をせず我慢しないことそして、一人でなく繋がっていくことが介護を軽くしていくことになるとメッセージもあります。

家族を介護していくなかで共倒れになっては意味がありません。生活に意味をもってだれもが住みやすく心身ともに健やかでいられるために出来ることをますます考えていかなくてはいけないし、家族単位だけてなく、そこにどのようなサービスがどのように地域が関わっていくのか多角的に考える必要性があります。そして、この本で少しでも心が軽くなり介護ができるようになれば良いなと思わせてくれる一冊です。