生活保護は特別ではない!「プチ生活保護のススメ」

2018年4月7日

プチ生活保護のススメ 改訂第3版―申請書付 | 大田 のりこ, 河西 保夫, 大山 典宏(生活保護110番), 中嶋 直幸(装丁デザイン), 青山 京子(アスタリスク), フジイフランソワ |本 | 通販 | Amazon

最近ではワーキングプアという言葉や働いていても経済的に生活が苦しいということを聞くことが多いようにも思います。それでも、なんとか生活費を少しずつ切り詰めたり、節約の工夫をして生活している人たちもいます。節約についての本や番組も多くなっています。

お金が全くないわけではないし、収入も年金なら多少あるけど日々の生活を送っていくにはかなり厳しくて食費と住宅費でいっぱいいっぱいで世かを楽しめないということもあるようです。この本では国民の誰にでも生活保護の申請する権利があって、憲法第25条に基づく最低生活の保障という観点からも今や当たり前のことであり、収入源の時のセーフティーネットとして最低限の生活が送れるように、自分の力で生活を成り立たせて頑張っていけるまでの援助の制度として生活保護が紹介されています。

生活保護の支給額はその世帯構成や年齢などによってまちまちなようです。子供が沢山いる家庭では金額も多くなるし、高齢者の独り暮らしであればもちろんそれに見合った金額になります。それぞれに、細かく計算されていて生活に困らないように支給されているのであれば、税金が適正に使われているようにも思えます。

また、少しの困りごとでも放置しておくと、借金の積み重ねになってしまうこともあるようです。家賃滞納や公共料金が支払えない、保険料が支払えないといったことの積み重ねがあるとどんどん気持ちも重くなっていくでしょう。さらに、不安にもなるでしょう。今では年金での生活では、生活が到底できないだろうという人もいます。そのような時に、年金では生活に足りない部分を生活保護で補うということも出来るのです。年金の他に預貯金や親族調査もあるようですが、一定の要件を満たせば、最低生活ができるようになり、家賃や公共料金の心配がなくなることもあるかもしれません。

生活保護というとハードルが高くて、年金があるからそれで何とか頑張っていくということも大切なことです。けれども、年金だけではどうしても生活がなりたたなければ、生活保護というセーフティーネットできちんと困らない生活を送っていくことがたいせつであり人として心に少しは余裕のある生活が送れるようになるかもしれません。最後のセーフティーネットの生活保護がこの本を読むことで分かりやすく、困っている人もそうでない人も、生活保護を知るきっかけとして読みやすい内容となっています。