【肉×野菜】の最も美味しい食べ方 〜合挽き肉×大葉編〜 有名ホテル料理長を務めた祖父直伝!
はじめに
前回の記事では、私の料理に対する思いをお話しました。
今回は、家庭菜園で野菜を育てている私の友人のお話をしたいと思います。
私の友人は3年前にうつ病になりました。
親や職場の人からもなかなか病気を理解されなかった彼女は、夜も眠れなくなり、会社にも行けなくなり、段々と塞ぎ込んでいきました。
私はその後うつ病について勉強をしましたが、知識を持つようになったところで、素人の私には友人をどうすることもできませんでした。
そんなある日、友人は医師のススメだということで、家庭菜園を始めました。
マンション暮らしだった友人は、ベランダに小さな植木鉢を3つほど並べるくらいが限界でしたが、プチトマトを育て始めました。
友人は、何年かぶりに土に触れ、種を植え、そして水を与えました。
次第に土からは芽が出て実がなり、成熟し、友人はそれを収穫して食べました。
「売っている物に比べると色も形もよくなかったけれど、今まで食べたどのプチトマトよりも美味しく感じた」
と、友人は嬉しそうに語っていました。
それからというもの、友人はすっかりと家庭菜園に生き甲斐を見出し、土地を借りて畑を耕し、四季折々の旬の野菜をたくさん育てるようになりました。
病気になって以来、今までの明るい笑顔を見せてくれることはありませんでしたが、家庭菜園を始めてからは徐々に昔の笑顔を取り戻していきました。
現在病状は、少しずつですが快方に向かっており、汗水を垂らしながら笑顔で土に触れる友人の姿は、私にはとてもキラキラと輝いて見えます。
長くなってしまいましたが、この辺で家庭菜園をやっている私の友人のお話はおしまいにして、本題の、有名ホテルの料理長を務めた祖父直伝の【肉×野菜】レシピを公開したいと思います。
本日は【合挽き肉×大葉】の、合挽き肉と大葉を使ったお料理です。
レシピ名
「合挽き肉×大葉 大葉の和風照り焼きハンバーグ」
材料(4人前)
合挽き肉 400グラム
大葉 20枚
玉ねぎ 1個
長ネギ 1本
○卵 2個
○マヨネーズ 大さじ4
○片栗粉 大さじ4
○塩胡椒 適量
◎醤油 大さじ3
◎みりん 大さじ3
◎酒 大さじ3
◎砂糖 大さじ3
作り方
1.大葉15枚(残り5枚は千切りにして飾り用に残しておく)・玉ねぎ・長ネギをみじん切りにする
2.ボールに1と合挽き肉、○の材料を入れて、粘りが出るまでよく捏ねる。
俵型に形成する。
3.フライパンを熱してサラダ油をひき、2を焼いていく。
両面に焼き色をつける。
4.火を弱火にしてフタをし、中まで火を通す。
5.合わせておいた◎の調味料を回しかけ、タレにとろみがつくまで煮詰める。
途中で裏返す。
6.タレにとろみがついて全体に照りが出たら、お皿に盛り付ける。
7.千切りにしておいた残りの大葉をのせたら完成です。
大葉の風味が後を引く、とても美味しい逸品です。
大葉のさわやかな香りと、こってり甘辛照り焼き味で、ご飯がもう止まりません……!
「えっ!?合挽き肉400グラムに対して大葉15枚も混ぜるの!?」
と思われる方もいるかもしれませんが、遠慮しないでたくさん入れてください。
味は必ず保証いたします。
今回の記事では、家庭菜園で野菜を育てている友人のお話と、【合挽き肉×大葉】のレシピをご紹介いたしました。
次回は、「オムライス」という料理についてのお話と、【豚肉×白菜】の美味しいレシピをご紹介いたします。
よろしくお付き合いくださいませ。