ソシャゲ「オオカミ姫」のギルドバトルが面白い
ギルドバトルって、ソーシャルゲームの黎明・勃興期に流行って今は少し廃れた感があるかもしれません。しかし、このギルドバトルゲームが俺は一番好きです。今までの経験を踏まえて、俺が面白いと思うソーシャルゲームには以下の要素が含まれています。
- ストーリー+レベル上げ+ガチャだけのゲームは作業ゲーになりがち
- PvPの要素が入っていること
- そんなに課金しなくても楽しめること
- 課金をして強くなったとしても、一人では戦況をひっくり返すのが難しいこと
「オオカミ姫」は20人対20人で戦うギルドバトルを楽しむゲームで、上記3点をクリアしている良ゲーだと思います。開発元のホームページの特徴は以下のように何故かシューティングのことしか書かれていませんが、シューティングは正直なところ脇役です。公式PVもシューティング部分に時間をけっこう割いています。ギルドバトルをメインにしたPVを作り直したほうが良い気もします。
シューティングディフェンスRPGゲーム 『オオカミ姫 ウソとホントの物語』 – iPhone・iPadアプリ開発 – アプリ開発会社のCLINKS
シューティング ディフェンスRPG 「シューティング」と「ディフェンス」のイイトコ取りした新感覚ゲーム! シューティング要素:攻撃は最大の防御!スレイヤーとなり敵を撃ちまくれ! ディフェンス要素:強固なディフェンスラインを作り、姫を守れ! トドメは強力な"姫スキル"発動!?
オオカミ姫のストーリーは、ソシャゲで毎度おなじみ、主人公が世界を救うというストーリーです。でも、このゲームでは王道の物語からちょっと捻ってあり、いつものパターンに飽き飽きしている方でも楽しめるのではないかと思います。
天空に浮かぶ大陸エデン。 その中央を貫いてそびえる神樹セフィロト。 そのセフィロトの根元を囲むように広がっているのがマルクト王国であり、 その周辺には5つの特色ある国々が存在し、 合わせて六王国と呼ばれていた。 かつて神々が世界を作ったという神話も人の心の片隅から、 図書館の書架の奥の奥へとしだいに追いやられていった。 怪物たちが住まう闇の世界は次第に駆逐されていき、 真の平和はこれからはじまる。 誰もがそう信じていた……。 だが、そんな永遠に続くものと思われた平和な日々は、 ある日、唐突に終わりを告げることとなる。 そう、それはウソばかりをつく『オオカミ姫』と呼ばれる伝説を作り続ける者。 マルクト王国の姫ユーリカ・セフィ・ラ・マルクトが、 年頃となった時だった……。
ギルドバトルとは
いくつかのギルド同士が戦って勝利を目指すゲームのことです。ギルドとは、プレイヤーが集まってできたひとつの集団です。オオカミ姫では、毎日12時・19時・22時に、ギルドvsギルドの戦い「ギルドバトル」が開催されます。
ひとつのギルドに所属できる人数は最大20人なので、最大で20人vs20人の戦いになります。まぁ、所属人数が20人に達していないギルドもたくさんありますし、ギルドのメンバー20人が全員ギルドバトルに参加しないことも多いので、常に参加人数40人の規模になるわけではありません。
なお、よく使う略語として、ギルドバトルの略語「ギルバト」、ギルドメンバーの略語「ギルメン」があります。覚えておきましょう。
ギルバトの勝利条件は、以下の2つです。
- 敵陣を完全崩壊させる
- 30ターン経過したときにポイントで勝っている(タイムアップ)
ギルバトは次のような流れで進行していきます。ターン制で、50秒ごとに攻守が切り替わります。上記の勝利条件が満たされた時点でバトルは終了します。
- 最初の5分間:作戦会議タイム
- 味方ターン:50秒
- 敵ターン:50秒
- 味方ターン:50秒
- 敵ターン:50秒
- (省略)
- 敵味方どちらかの陣地が崩壊したらインターバル:180秒
- 味方ターン:50秒
- 敵ターン:50秒
- (省略)
ギルドバトルの画面はこんな感じで、雰囲気は将棋にちょっと近いです。駒のひとつひとつが一人のプレイヤーなので、ゲームとしては全然別物ですが。
シューティングなのにチェス?『オオカミ姫』のギルドバトルがめっちゃ楽しい理由[前編]|ゲームニュース|Lobi
https://web.lobi.co/blog/news/b1e654db84c8700362898574f39377471e404d46
ギルバトの長さは、早めに決着がつく場合なら数分で終わります。勝利条件「敵陣を完全崩壊させる」をクリアすれば、その時点で戦いは終了です。バトルが一番長引くケースは、タイムアップまでもつれて、かつ敵味方どちらも陣地が一度崩壊してインターバルが取られた場合だと思います。その時は、作戦会議5分 + 50秒 x 30ターン + インターバル180秒 x 2 = 36分になります。俺は、作戦会議を飛ばしていきなりバトルから参加することが多いですけど、これはギルドの方針によって色々ルールがありそうです。
ギルバトでは、以下の行動ができます。
- 移動する = 戦場マップ中の別のマスへ行く
- 攻撃する = 敵メンバー/敵陣にダメージを与える
- 奥義を使う = 使う奥義の種類によって様々な効果が得られる
- 味方の援軍に行く = 戦場マップにいる味方を助けに行く
- 敵を妨害する = 戦場マップにいる敵の行動を邪魔する
戦況と相手戦力を把握しつつ、自分がどの行動をとるか決め、味方の有利な状況を作って勝利を目指す。オオカミ姫はそんなゲームです。最初は何をしたら良いのかよくわからないですが、ルールがわかればかなり楽しいゲームです。是非一度試してみてください。オオカミ姫