ダイエットに美肌&美白に絶大な効果を発揮する「サバ」
ギラギラと輝く太陽から降り注ぐ強烈な紫外線によって日焼けやシミ、そばかすなどが増加する夏は女性にとって大敵です。そのため、外出する際は必ず日焼け止めクリームや日傘など紫外線をカットできるアイテムを持ち歩いているという方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、日焼け止めクリームは界面活性剤などが含有されているので、肌トラブルを誘発する危険性もありますし、日傘も荷物を運ぶ際は邪魔になってしまいます。
もし、食べるだけで美肌と美白効果が得られ、さらにスリムな身体まで手に入れることが出来る夢のような食材があるとしたらどうしますか?
「そんな食材ある訳がない」と疑心に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれは夢の話ではなく、実際に地球上にある食材のお話です。
そんな夢の食材というのが10月から11月にかけて旬を迎える「サバ」です。
今回は美容に優れた効果及び効能を持つ秋の味覚「サバ」についてご紹介したいと思います。
サバの持つ優れた美容効果とは?
日本近海に分布している食用の青魚であるサバは非常に脂の多い魚のため、「太る」「コレステロールが高い」などマイナスなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
サバの持つ豊富な脂の正体は、今話題のEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)がたっぷり含有された不飽和脂肪酸のため血液内のコレステロール値や中性脂肪を降下させる作用及び血液の流れをスムーズにさせる効果があります。そのため、動脈硬化や高血圧といった生活習慣病を未然に防ぐことが出来ます。
さらに、これら2つの成分には脳細胞を活発にさせる働きがあることでも知られており、認知症などの予防に最適です。
サバに含まれるEPAやDHAには生活習慣病や認知症を予防するだけではなく、目の下にくっきりと現れるクマや老化の要因となるシミ、そばかすを改善します。
そして、EPAとDHAの作用によって血液の流れが改善されたことによって、身体の隅々まで栄養素と水分が運ばれるようになり、肌の代謝が促進され、ニキビや吹き出物といった肌トラブルやくすみなどが次第に解消され、雪のように白く透き通るような美しい肌を手に入れることが出来ると期待されています。
サバにはビタミンB1・B2やビタミンB6をはじめ、ビタミンB12やビタミンD、ビタミンB群の1種であるナイアシンなどのビタミン類が含まれており、さらにカリウムやマグネシウム、カルシウムに鉄、亜鉛などのミネラル類もたっぷり含まれています。
そのため、シミやそばかすを改善するだけではなく、代謝能力を向上させ、体内に溜まった老廃物を体外へ排出し、痩せやすい体質に変換してくれるので、ダイエットに成功しやすくなります。
特に頭痛や肩こりを患っている方や重い生理痛に悩んでいる方など血流が悪い方がダイエットを行う際にサバは効果的です。
毎日サバを食べるのが面倒な方はサバ缶がオススメ♪
炭水化物をエネルギーに変換させるビタミンB1や「美容のビタミン」という異名を持つビタミンB2など代謝を促す効能を有するサバを毎日摂取するには、少々骨が折れますよね。
そこで、もっとお手軽にサバを摂取する方法をご紹介します。
サバもマグロやサンマなどと同様に缶詰として販売されています。
旬のサバを詰め込んだ缶詰を購入して調理することでサバの栄養素を余すことなく体内に摂取することが可能です。
サバ缶で美容及びダイエット効果を得たい方は、サバ缶をスライスしたフレッシュな玉ねぎに乗せ、上から搾り立てのレモン汁や醤油をかけて召し上がるのがオススメです。
サバ缶に含まれる話題の成分「GLP-1」は痩せるホルモンと言われており、痩せている方の体内にはGLP-1が大量に分泌されています。
特にGLP-1は、青魚に豊富に含まれているエイコサペンタエン酸によって小腸内でGLP-1を分泌する細胞が刺激され、痩せにくい体質から痩せやすい体質へと体質改善されます。
10月から旬を迎えるサバは秋鯖と呼ばれ、脂が乗っており、たいへん美味しいと言います。
古くから「秋鯖は嫁に食わすな」という諺がありますが、これは「嫁に隠れてでも食べたい絶品食材」という意味が込められています。
是非、今年の秋はサバを食べて健康的で美しいボディを手に入れませんか?