イチョウからの贈り物「銀杏」で気管支の病気を改善しませんか?

【旬の味 秋の味覚】2017年新銀杏 殻付ぎんなん(3L)1.0KG 大粒

秋になると山肌に鮮やかな黄葉を付け、紅葉と共に涼やかな秋を楽しませてくれるイチョウは中国原産の裸子植物です。およそ2億5000万年から6500万年前までの中生代の頃から今と変わらない姿で現存するとても珍しい1属1種の樹木です。

イチョウの木は雌雄異株として知られており、4月に新芽と共に花が咲きます。雄花には尾状花序、雌花には有梗となっており、コロンとした可愛らしい果実を付けます。
この果実を「銀杏」と言い、秋になるとイチョウの木の下に落下し、悪臭を放ちます。さらに皮膚に触れると炎症を引き起こすため、収穫する際は注意が必要です。

銀杏はその独特の香りと味わいから苦手な方も多く、茶碗蒸しなどに入っていても避けられてしまいます。
そんな嫌われ者の銀杏ですが、10月から11月にかけて旬を迎える秋の味覚の1つです。
そこで、銀杏の優れた効果や効能をご紹介しつつ、少しでも多くの方々に銀杏の良さをお伝え出来ればと思います。

高い栄養価を含む銀杏の魅力とは?

独特な香りと味わいを持つため、嫌われ者の銀杏ですが、実はとても栄養価の高い食材だということをご存知ですか?

銀杏は100gあたり166kcalとなっており、抗酸化作用を持つビタミンCや利尿効果のあるカリウム、鉄にマグネシウム、リンなどの栄養成分がたっぷり含まれています。
イチョウの原産国である中国では、古来より痰を吐く喀痰や気管支喘息などを改善させる鎮咳去痰薬として利用されてきました。

しかし、銀杏にはアンチビタミンビタミンB6(通称:MPN)が豊富に含まれているため、1度に大量に摂取してしまうとビタミンB6欠乏症に酷似した症状が現れると言われています。

ですが、このMPNという物質を豊富に含有しているのは銀杏ではなく、イチョウの葉の方であり、銀杏はイチョウの葉や内皮腫に比べて少ないので安心して召し上がることが出来ます。また、アンチビタミンB6物質のMPNは熱に弱い性質を持っているので、炒ったり茹でたりすることで減らすことが出来ます。

銀杏は1粒たったの4kcalと低カロリーにも関わらず、栄養価が高いので、ダイエット中の女性にオススメの食材です。

銀杏には、呼吸器官である肺の機能を向上させ、温める効能があるので、気管支喘息の改善やタンパク質を分解する酵素の働きを活発にし、体内に溜まったタンパク質状の老廃物を体外へ排出する効果があります。特に油で漬け込んだ銀杏は肺結核に絶大な効果を発揮するため、肺と深く関連する疾患を改善及び緩和することが出来ると期待されています。

他にも銀杏には咳止めや夜尿症などの症状を改善する漢方薬としても用いられており、たいへん重宝されています。

銀杏の果皮は食べても平気なの?

銀杏は種実類の堅果に属しています。この部類に属する植物の特徴は、固い果皮や殻に覆われており、アーモンドや南瓜の種子などがこの部類に属しています。

アーモンドや南瓜の種子や銀杏は硬い果皮を取り除くと、薄い膜に覆われた果実が現れます。一般的にはこの薄い膜を取り除いて調理するのですが、この薄い膜には強力な抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれており、体内で異常発生した活性酸素を除去する働きがあり、生活習慣病や老化の予防に効果があります。

そのため、銀杏は出来る限り薄皮の付いたまま召し上がるのが良いと言われています。

漢方としても活躍する銀杏は1日どのくらい摂取して良いの?

銀杏は古来より民間薬として利用され、多くの人々の健康をサポートしてきました。
しかし、銀杏には先ほどもご説明しましたが、メチルビリドキシン(通称:MPN)という成分が含有されているので、大量に摂取してしまうと中毒を引き起こす危険性があります。

成熟した肉体を持つ大人ならば、肝臓にMPNを無毒化させる酵素が存在するので、過剰摂取しなければ中毒症状を引き起こすリスクは低いのですが、1歳から小学校低学年までの幼い子供は身体が未発達のため中毒症状を引き起こしやすくなっています。

銀杏を摂取して中毒症状を引き起こした子供は、病院でビタミンB6を投与されれば数時間で回復しますので、ご安心ください。

大人の場合、1日に摂取して良い量は最大で20粒、子供の場合は最大で5粒を目安に摂取するようにしましょう。5歳未満の子供には銀杏を摂取させないようにご注意ください。

秋の味覚「銀杏」は、10月から11月に旬を迎えます。銀杏は環境にもよりますが、常温でおよそ1か月の保存が可能です。冷凍保存する場合は殻付きのまま密閉袋に入れるなどで保存できます。
中毒症状を引き起こさないよう、1日の摂取量を守り、栄養価の高い銀杏で健やかな生活を送ってみてはいかがでしょうか。