春の7草で有名な「カブ」の優れた効果や効能とは?

タキイ種苗 かぶ スワン

皆さんは春の7草をご存知ですか?
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」の合計7品目ですが、カブという名が含まれておりません。実は春の7草ではカブはスズナという名で呼ばれており、カブの別名称となっています。

カブは春の7草に含まれているので、「春の食材なのでは?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。カブは、春と秋の年に2回旬を迎える食材ですので、間違っておりません。
しかし、3月から5月の春先に収穫される春カブよりも11月から1月にかけて収穫される秋カブの方が、ギュッと濃縮された甘みを持っており、とっても美味しいのです!

そこで、今回は11月から1月にかけて旨味がギュッと濃縮される絶品カブの効果及び効能と共に秋カブを使ったオススメレシピをご紹介したいと思います。

カブの優れた効果及び効能とは?

カブは、コロコロとした真っ白で可愛らしい根部分と青々とした葉の部分を余すことなく召し上がることが可能です。

真っ白な球体をしている根の部分は淡色食材、葉の部分は緑黄色野菜に分類されます。そのため、淡色野菜と緑黄色野菜の双方の栄養成分を摂取出来る優れた食材の1つです。

では、まずカブの根の部分にあたる淡色食材からご紹介します。
カブの根の部分は真っ白な球体をしており、大根を丸くしたような形状をしています。そのため、大根と非常に良く似た栄養成分となっており、炭水化物の消化をサポートするジアスターゼという酵素やヒトや動物のエネルギー源として重要な役割を担っているデンプンを分解するアミラーゼという酵素がたっぷり含有されています。

淡色食材のカブの根は生のまま召し上がると、食べ過ぎやストレスなどで弱った胃や過度な胃酸の分泌によって引き起こる胸やけなどの症状を改善及び緩和することが可能です。
カブの根は煮物の材料として用いられることも多く、その場合は、胃や腸などの消化器官をじんわりと温め、冷えからくる腹痛を未然に防ぐことが出来るため、古くから重宝されてきました。

カブの根には優れた抗酸化作用を持つ水溶性のビタミンCが含まれているので、免疫力を向上させ、風邪を引きやすい冬場をはじめ、ストレスの解消やお肌のハリ艶を維持し、老化の要因となるシミやそばかすを改善することが可能です。

カブの葉には、カブの根よりも豊富な栄養素がぎっしり詰まっています。
カブの葉は緑黄色野菜ですので、色素含有量が高く、カロテンが豊富に含まれている人参やピーマンなどと同じ部類となります。

カブの葉には皮膚や粘膜を強化するビタミンAや糖質の代謝や脂質の代謝を促進させるビタミンB1及びB2、優れた抗酸化効果を持つビタミンCといったビタミン類が含まれており、さらに日本人に不足しがちな栄養素であるカルシウムや鉄などのミネラル類やお通じの改善に効果のある食物繊維なども淡色野菜の根に比べて豊富に含有されています。

では、これらの優れた栄養素を効率良く摂取するにはどのように召し上がれば良いのでしょうか。

カブのオススメレシピをご紹介!

カブの根は、酢漬けにしたり、塩で揉んでしまうとジアスターゼやアミラーゼといった酵素が失われてしまいますので、出来る限り生のまま召し上がることをオススメします。
大根おろしのようにすりおろして召し上がると消化を促すためオススメです。
カブの葉は、灰汁が少ないので、炒めものや湯通しして根の部分と共に浅漬けにすると良いでしょう。
ですが、漬物ばかりでは美味しい食べ方とは言えませんよね!
そこで、オススメのカブレシピをご紹介します。

●カブの葉の生ふりかけ

材料
・カブの葉:カブ5個分の葉
・めんつゆ:大さじ3杯
・みりん:大さじ2杯
・三温糖:大さじ1杯
・和風ごま出汁(顆粒タイプ):お好み
・白ごま:お好み
・鰹節:お好み

①カブの葉を細かい千切りにします。
②フライパンに油を敷き、①を炒めてゆきます。
③カブの葉がしんなりとしてきたのを確認したら、全ての材料を加えて、水分が程よく無くなるまで炒めて完成です。
めんつゆの量や加える三温糖の量などはお好みで調節可能ですので、お口に合うように変更してください。

●カブの味噌付け

材料
・カブ:お好み
・味噌:お好み

①カブを串切りにし、8等分にします。
②食べる直前にお好みの味を持つ味噌をカブに塗って完成です。
味噌をカブに塗ると水分がジュワっと溢れてしまうので、作り置きには不向きです。