艦これチュートリアル その28 ~空母の夜戦参加と夜戦での電探の役割~
艦これは基本システムがほぼ固まっていて、この1年ぐらいは大規模にシステム面に手が入ることはなくなりました。が、あちこち微修正のようなカタチで色々な要素が追加になっています。
今回は最近追加になった要素、空母の夜戦参加と電探を積んだ駆逐艦の夜戦での性能調整的なものに関してまとめてみます。
空母の夜戦参加
大鷹の実装、アークロイヤルの持ってくる艦載機のソードフィッシュ実装あたりから、空母の航空機による夜戦攻撃が少しずつ動き始めていました。
それ以前もグラーフ・ツェッペリンに副砲を搭載すると、砲撃で夜戦に参加する能力があることが確認されてはいましたが、砲戦火力の低い空母ではその特性が活かせるケースは皆無と言っていい状況でした。
大鷹、アークロイヤル実装時も、とりあえず夜戦に参加しますよ、レベルで火力としてはほぼあてに出来ないレベルでした。
それが、サラトガMkIIの実装と同時に組み込まれた航空機による「夜襲カットイン攻撃」の実装で、ようやく空母による夜戦攻撃が実用性を伴うようになりました。
特定の装備との組み合わせ、特定の空母を艦隊に組み込むことで、空母が夜戦時にある程度威力のあるカットイン攻撃を行えるようになっています。
必要な装備は夜間作業航空要員と夜間戦闘機・夜間攻撃機です。
2017年秋の時点で夜間戦闘機機はF6F-3NとF6F-5N、夜間攻撃機はTBM-3Dだけとなっています。これらの機体のいずれかと夜間作業航空要員とを空母に搭載することで、どの空母も夜戦カットイン攻撃が行えるようになります。
ソードフィッシュ系、零戦62型の岩井隊でも夜戦攻撃に参加可能ですが、火力はかなり控えめ。実質、F6F-3N、F6F-5N、TBM-3Dのみが実用性を伴っていると言ってしまっていいと思います。
攻略Wikiによる検証では1スロット目に夜間戦闘機を搭載する方が攻撃力が上がるなど、昼戦での空母の火力とは相反する部分があり、昼戦火力を重視するか夜戦火力を重視するかは各提督の判断に委ねられています。
また、夜間偵察機である九八式水上偵察機による夜間接触で、空母による夜間攻撃は火力・命中力とも向上することが確認されています。
夜戦での駆逐艦の電探による性能変化
10月25日に行なわれたメンテでは、電探を装備した駆逐艦の夜戦でのいくつかの特性に修正が加えられました。
一つは、電探と熟練見張員の組み合わせで駆逐艦の夜戦での回避率が向上するというもの。
もう一つは電探と魚雷などの装備との組み合わせで、夜戦で新しいカットインが行えるようになるものでです。
電探夜戦攻撃は通常の魚雷カットイン、主砲と魚雷の混載カットイン攻撃などに比べて威力面では劣ると発表されていますが、カットイン攻撃の発生率ではアドバンテージがあるとのことです。
こちらも使いどころと発動率などを見極めてうまく使いこなしたいところです。
特にイベントの後半海域などでは、夜戦カットインがボスを倒しきる鍵となるケースが増えてきましたので、うまく活用したいところです。
空母の昼戦でのカットイン攻撃
もう一つ、空母が昼戦の砲撃フェーズでカットイン攻撃を行なうようになりました。発動させるには艦爆+艦攻の搭載が最低限必要になります。
組み合わせには、艦戦+艦爆+艦攻、艦爆+艦爆+艦攻、艦爆+艦攻、の3種類が確認されています。
現在実装されているジェット機は機種上は艦爆・爆戦扱いですが、カットイン攻撃の発動条件には含まれていません。鶴姉妹に艦爆の代わりにジェット機を積んだ場合には、昼戦でのカットイン攻撃は行ないません。
まだこの攻撃は調整中のもののようで、これからも修正が入る可能性がありそうです。
実装当初は艦載機の熟練度補正が適用されていませんでしたが、その後の調整で熟練度による命中率・攻撃力のボーナスが実装されました。
修正後はカットイン攻撃が命中しないケースはほぼ100%なくなったようです。