転職でハローワークを上手に使う方法
転職を考えた人が最初に行くのは、ハローワークだと思います。私も、ハローワークにはずいぶんお世話になりました。
しかし、ハローワークはこちらが考えて、上手い使い方をしないと、失敗することがあります。
最初の転職に失敗した私は、まず求人票でどんなに良いのを見つけても、この求人票と同じものが出たのはいつかという事を聞くようになりました。ハローワークでは、積極的には教えてくれません。
しかし、これは知りたい事の一つです。この景気が悪い状況で、数か月で会社を辞めてしまうのは、その会社で何かあると思って間違いがないと考えるようになりました。ハローワークも聞けば教えてくれるので、どんなに条件が良い求人票でも、短期間で同じ求人が出ている場合は履歴書を出さないようにしたのです。
あと、なるべくハローワークの窓口では、同じ人に相談に乗ってもらう事にしました。それと同時に、なるべく毎日ハローワークに通うようにしたのです。
そうすれば、ハローワークの人も一生懸命さが伝わり、同じ窓口の人に相談に乗ってもらっているうちに、情が移ってくるのか、求人票の表には出てこない情報も教えてくれるようになりました。
この会社は辞めた方が良いよ、営業さんもどんどん辞めてるから。電話に出た人の対応が悪かったからこの会社はあまりお勧めしない。気になるのなら、会社が終わるころになって、近くまで行ってみるといいよ、どんな人が会社から出てくるか観察してみても良いと思うよ・・・・
このようないくつかのアドバイスを貰えるようになったのは、毎日のようにハローワークに通って1ヶ月くらい経った頃でした。これは毎日通っていたためだと思います。
しかし、いくら情報を貰っても、自分が頑張らなければ意味がないので、「この会社なら」と思った求人にはどんどん応募していったのです。
『下手な鉄砲も数撃ちゃあたる』とは言っても、時は就職氷河期です。気が付けば、あっという間に十か月が過ぎ、応募した会社は三十社を超えていたのです。