【チュートリアル】ボケが暴走する面白いネタまとめ【吉本興業チャンネル】

チュートリアルは2006年にチリンチリンというネタでM-1の王者に輝きました。M-1では、「暴走するイケメン漫才」などというように紹介されていましたが、彼らのネタは基本的にボケの徳井さんが暴れていくものが多いと思います。しかし、中にはそれとは違ったはんにゃのようなネタや、怖いネタなどもあります。吉本興業チャンネルに投稿されているチュートのネタをまとめました。

 

チュートリアルの漫才「冷蔵庫」

チュートリアルはM-1の最終決戦で「チリンチリン」というネタで優勝しました。自転車についているチリンチリンがなくなったということで、なぜか徳井さんが情緒不安定になっていくというものです。この冷蔵庫のネタは最終決戦ではなく決勝でのネタですが、福田さんが冷蔵庫を買ったということに徳井さんが異様に噛み付いていき、一人で盛り上がっていくというもので、チリンチリンと近い形式のものだと思います。

 

チュートリアルの傑作漫才 「きゅうり」

今度は、徳井さんが何かについてけきゅうりの話を持ち出し、一人できゅうりに対し盛り上がっていくというものです。冷蔵庫は中に何を入れるか、近未来の冷蔵庫は左右どちらからも開くなど、話が広がりますが、きゅうりというのはきゅうり以上のものがあまりない、冷蔵庫よりシンプルなネタではないでしょうか。

M-1のネタがチリンチリンによって狂わされて言ったように、きゅうりによってだんだんと徳井さんが狂っていきます。そして、漫才師解散にまで発展していきます。

 

チュートリアルの傑作コント 「蛍ヶ丘町サマーフェスティバル

徳井さんのネタに、ヨギータラガシャマナンジャワディカーという謎の外国人になるものがあります。そのヨギータネタの中でも代表的なものがこれではないでしょうか。ちょうどいい日本語のカタコト具合や、ネイティブの発音がやたらいいところなど、外人の特徴がよく抑えられていて、「こういう外人いるいる」というよう共感できます。

同じコント師で言えば、ジャルジャルも外人になりきるネタがあります。ジャルジャルの福徳さんが訛りの強い外国人になり、訛りが強すぎて翻訳が戸惑ってしまうというものです。他にもサンドウィッチマンのネタで、外国人のアルバイトを雇うというものがあり、うまく日本語が使えない外人に店長が戸惑うというものがあります。すべて、普通の日本人とは違った外人ならではの特徴を活かしたネタだと思います。

徳井さんの場合はヨギータラガシャマナンジャワディカーですが、何か元ネタの国があると国際問題なので、恐らくモデルの国などはなく、名前や言葉などはすべて雰囲気で作っていると思われます。アイドルの星空ミクがライブの時間直前になっても来ず、そこに外人のマネージャーがやって来て、いろいろと説明していきつつボケていくという感じです。日本語の使い方を間違えることで期待を裏切っていったり、アイドルのマネージャーなのにエグい下ネタを多く入れていきます。

徳井さんはイケメン芸人ということで有名ですが、イケメンというだけで芸人としてはちょっとやりにくいところがあると思います。しゃべくり007か何かの番組で、デビュー当時イケメンというイメージに流されないよう、必死に下ネタを入れまくったというような話を聞いたことがあります。このヨギータも下ネタがかなり多いです。

途中でヨギータがハードルが低いと言った後、それは業界用語だというようなツッコミがありましたが、業界用語だと初めて知りました。あと、途中冷蔵庫のネタがありましたがそれは先に紹介したものと同じネタですね。

 

チュートリアルの傑作コント 「東大阪宇宙科学センター」

生欲の強い外人のヨギータネタではなく、チリンチリンのような徳井さんが狂っていくものでもないネタです。ロケット開発を手がけた科学者たちが、中学生のような喧嘩をしていきます。子供みたいな絡みをしていくということで、はんにゃのネタとちょっと似ていると思います。知能の高そうな学者たちが、子供のような喧嘩をするというギャップがあるネタです。ほのぼのして暖かい感じのオチでした。

 

チュートリアルのコント「葉」

2chの怖いコントスレなんかでたまに貼られている動画です。面白いですが、首吊りをテーマにしているどこか不気味なコントです。

基本的に死を扱って面白くするというのが多分難易度が高く、一歩間違えれば大きく批判を受けてしまうでしょう。サンドウィッチマンなども葬儀屋など死を扱ったネタがありますが、テーマがテーマである以上よっぽど面白くしないといけないものなのだと思います。

 

おわりに

チュートリアルのネタは主に徳井さんのほうが考えているということもあり、ほとんどのネタがボケの徳井さんが暴走していくものでした。えげつない性欲をもつ外人のヨギータや、チリンチリンに興奮していくものなどが目立っていますが、中にはロケット開発者が子供のように喧嘩するという両方ボケのものや、自殺をテーマにした怖いものもあります。吉本興業チャンネルで公式に動画が投稿されているので、気になった方は見てみることをおすすめします。