【インパルス】ボケが奇妙で面白い傑作コント【吉本興業チャンネル】
インパルスのコントはYouTubeの吉本の公式チャンネル「吉本興業チャンネル」にいくつか投稿されています。彼らのネタは、基本的にボケの板倉さんが変なキャラで登場し、堤下さんがツッコミをして正していくという感じです。追突事故などで話題のインパルスですが 、今回は彼らの公式動画を紹介していきます。
インパルスの傑作コント 「携帯ショップ」
携帯ショップに通うと、店員がややヤンキーじみた若者であり、その若者風の店員とやりとりをしていきます。友好的すぎる店員に戸惑いながらも、携帯購入の手続きをしていきます。
店員が無愛想な若者っぽい感じで適当に対応しますが、同い年だとわかると急にテンションが上がり、仲間に引き入れようとしていきます。友人の飲み屋を仕切っているというサトシの話をした後、客の堤下にアッシュというあだ名をつけ、馴れ馴れしく遊びの予約などを取り付けようとしていきます。ポケモンのサトシは英語ではアッシュのいう名前ですが、ポケモンネタを意識しているのかもしれません。
板倉さんのキャラがなんとなくリアルで、実際にこんな感じの人いるなあとなり共感性がある感じがあると思います。若者風のキャラがリアルかつ誇張されていくことで、だんだん盛り上がっていくネタでした。
インパルスの傑作コント 「地下室~牢獄~」
服役者演じる板倉さんが脱獄のため壁に穴を掘り続け、とうとう計画実行の前日に釈放になってしまった、という状況でのコントです。
ここから、囚人が動揺していくわけですが、この時のキャラが結構奇妙です。出所したくない旨を看守に伝えるわけですが、ハッキリと壁に作った穴のことは言えないので、なんとか遠回しに話を説明していきます。穴を忘れられない恋人のように見立て、脱獄話を恋愛の話に寄せていきます。確かに、世間体は悪くても本当に好きな人を選ぶということと、出所ができるのに脱獄を選ぶというのは似ているかもしれません。
「赤ちゃんがいるの」みたいな感じで「スプーンがあるの」というくだりが個人的に好きでした。
インパルスの傑作コント 「私服警官」
銀号強盗にあった人質が二人います。その片方が私服警官ですが、猫のトレーナーを着ており、私服がダサいという話です。もう一人の人質の堤下にダサいことを指摘され、それを気にした私服警官が、人質である状況の中でもおしゃれを求めていく、というような流れです。
私服警官の板倉が、比較的おしゃれな人質堤下におしゃれだと思われるよう、少しづつ服を変えていきます。堤下の服装をヒントにして、襟を整えるなど服装を調整し堤下に話しかけますが、なかなかおしゃれだと言ってもらえず、試行錯誤を繰り返していく感じです。ズボンからシャツを出したり、靴下を整えたりしますが、なかなかトレーナーの猫に気づきません。
おしゃれを追求していく過程でだんだん堤下さんの方が裸になっていく感じが好きでした。
インパルスのコント「コンビニ強盗」
公式チャンネルに挙げられているインパルスのネタではかなり好きなやつです。コンビニ店員が強盗に襲われますが、強盗が顔を隠すためにストッキングをかぶっているというぶっ壊れた設定のネタになります。店員が逃げる強盗のストッキングを引っ張りなんども引き戻し、やりとりが進んでいきます。しつこくストッキングを引っ張る店員の行動に強盗が突っ込んでいくスタイルですが、今回はツッコミの方もボケているため、引っ張られたりいろいろなことされるのもしょうがない気がします。
ストッキングを引っ張りすぎたせいで片目飛び出したみたいになった時など、アドリブっぽいやりとりが一番ウケていたと思います。コントでは、コントそのものの台本よりも、とっさに出たアドリブのほうがウケるものなのかもしれませんね。コントが面白いことが有名な芸人にサンドウィッチマンがいます。彼らは常にアドリブを入れるため同じネタでも毎回内容が違ってくるらしいです。場によってとっさに笑いを生むことは大切なのかもしれません。
インパルスの初々しいコント 「雨宿り」
これも、インパルスのコントの中でかなり好きな部類のネタです。雨宿りに来た老人と刑事が、雨に濡れないようにバトルを展開します。
老人が色々な角度から刑事を屋根の外に送り出していく、その駆け引きがいいですね。遠視だから近くだと見えないということで、写真を取り出す警察を押し出していきます。「このこの〜」で肘で押し出したり、電話をかけたりと、雨に濡らすための技術がいろいろあるのが面白いです。「わたしがギューンときたこのストローク分は最低限向こうに行っていただかないといけない」の部分や、オチの一歩手前の「晴れんのかよー」の部分が特に好きなシーンでした。
おわりに
以上、インパルスの公式動画を紹介しました。芸人の起こした不祥事はよく話題になり、インパルスも今堤下さんが事故で何かと話題になっていますね。
今回紹介しなかった動画も公式チャンネルにはアップされていますので、気になった方は吉本興業チャンネルを見て見るとよいでしょう。