十年にも及ぶ転職活動の結論、転職に大事なのは運とタイミング

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紆余曲折を経て、今の会社に就職して一年が過ぎました。今の会社は人間関係も良く、仕事も希望するものでもあり、本当に恵まれています。

この会社に就職するのは、あまり苦労をしませんでした。前の会社の在職中に(退職届は出していましたが)面接を受け、すぐに決まったのでした。特にコネがあった訳でもないので、奇跡的のように感じました。

この転職活動では、もう年齢も三十七歳になっていたし、正社員というわけにはいかないかもしれないと覚悟していたのです。ところが、正社員で自分の望む仕事で転職が出来たので、幸運が舞い降りたとしか言いようがなかったのです。

今までの会社で、たくさんいろんな目にあってきたため、今の会社は大切にしないといけないと肝に命じて働いています。事務員という立場であるため、営業さんが常に働きやすいように気を配り、会社の利益の事も考えて、事務所内を気持ちよく清潔に保つようにして・・・・・今の会社に感謝すると同時に、周囲の人にも感謝する日々です。

そして、気が付けば、初めの会社を辞めてから十年の歳月が流れていました。その間に就職した会社の数は、一ヶ月で辞めた会社も合わせて七社にもなりました。そのため周囲の人には「私は転職活動に十年もかかったんだよ」と言っているのです。

さて、今の会社に就職したときの転職活動と、それまでの転職活動と何か大きく違いがあるかと言えば、何もありません。

十年にも及ぶ転職活動を経て、分かったことは、転職に大事なのは運とタイミングだということです。よく『幸運の女神は前髪しかない』と言いますが、転職を考え始めてからは、常にアンテナを立てて、ここぞというタイミングが来たら、さっと行動に移す。これが転職を成功させるために大事な事のような気がします。

もちろん、その時の求人の状況にもよりますが、私が年齢的にも一番悪い時で、自分にとって最高の会社に就職したことを考えてみると、タイミングは何よりも大切なのかもしれません。