サンワサプライ防水対応完全ワイヤレスイヤフォン
サンワサプライの完全ワイヤレスイヤフォン400-BTSH008のページ
新しいiPhoneシリーズが従来型のイヤフォンジャックを廃止して以降、Bluetooth接続の完全ワイヤレス型イヤフォンが注目を集め、市場も盛り上がりを見せ続けています。
今では完全にワイヤレスイヤフォンの一大勢力として認識されるようになりました。新製品もどんどん出続けていますね。
そんな完全ワイヤレスイヤフォンでもコストパフォーマンスの高さで独自の路線を行くのがサンワサプライです。今度は、IPX4クラスの防水性能を持たせた機種を投入しました。
今回はサンワサプライの新完全ワイヤレスイヤフォン、400-BTSH008をご紹介します。
IPX4対応
完全ワイヤレス型かどうかににかかわらず、イヤフォンは屋外でも利用することが多いデバイスですね。スポーツで利用するユーザーも多いことでしょう。
屋外での利用ならば雨に当たることもあり得ますし、運動を行ないながらの利用では発汗でイヤフォンが水にさらされるケースもよくあると思います。そういった利用が考えられる場合には、やはり使うデバイスが防水対応だと安心感が違います。
そういったニーズに対応する製品が今回取り上げるサンワサプライの400-BTSH008です。
完全ワイヤレス型ではまだあまり数が増えていないIPX4クラスの防水性能を持たせてきました。
IPX4はそれほど高い防水性能ではありませんが、運動中の汗や突然の雨程度であれば普通に対応出来るレベルの性能です。さすがに土砂降りの雨に当たるとまずいとは思いますが。
Bluetooth4.2対応で対応機種では消費電力大幅削減
400-BTSH008はBluetoothの比較的新しい規格であるBluetooth4.2に対応しています。
Bluetoothはバージョンが上がるごとに新しい機能が盛り込まれ、性能等が段階的にアップしています。バージョン4.2では「Bluetooth Low Energy」と呼ばれる省電力機能が追加されました。この機能に対応する機器と一緒に使う場合には、400-BTSH008では消費電力の削減が可能になります。
イヤーフックの追加でフィット感アップ
耳の内側に引っかけることでイヤフォン装着の安定感をアップする、イヤーフックが追加になりました。これにより使用時の安定した装着感が期待出来ます。運動などで頭が動くような使い方をしても、イヤフォンがズレることは少なくなるでしょう。
イヤーフック、イヤーチップともS,M,Lの3サイズの交換用パーツが同梱されますので、ユーザーそれぞれの耳の形に合わせてフィッティングの調節が出来ます。
長めのバッテリー駆動時間
400-BTSH008の形は少々無骨かもしれませんね。すごくシンプルで余計なデザインのない形をしています。その分実質の筐体内の体積が稼げるはずで、その構造がバッテリーの容量に反映されているのでしょう。
400-BTSH008では本体のみでも完全ワイヤレスイヤフォンとしては長めの稼働時間を実現しています。
フルチャージから、本体だけで最大約4時間の稼働を可能にしました。加えてこのタイプのイヤフォンの標準仕様となりつつあるケースに内蔵したバッテリーによる充電で、トータル最大約9時間の利用が可能になりました。
ずっと音楽を聴き続けた場合の稼働時間ですから、スマートフォンのヘッドセットとして利用する場合には数日以上充電なしでも使い続けることが出来そうです。
空き時間に音楽を聴きつつ、それ以外の時間はワイヤレスヘッドセットで、といった使い方ならば、丸一日バッテリーだけで持たせることも視野に入りそうです。
充電の方はイヤフォン側は約1.5時間、ケース側のバッテリーは約2時間でフルチャージ可能です。
専用ケースが小さめなのはうれしいのですが、収納時にイヤーピースが外側に露出する形なのがちょっと気になると言えば気になりますね。