パイオニアから防水対応の完全ワイヤレスイヤフォンSE-E8TW

2019年9月21日

パイオニア Pioneer 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応 左右分離型 マイク付き イエロー SE-E8TW(Y) 【国内正規品】

Bluetoothイヤフォンのジャンルではもう完全に完全ワイヤレスイヤフォンが市民権を得た感じですね。実際よく売れているのでしょう、どんどん各メーカーから新製品が登場します。

そんなジャンルにまた新製品がひとつ。パイオニアがIPX5の防水対応能力を持つ製品を発売します。

製品名はその名も「E8 truly wireless」とストレートな名前になっています。今回はこの製品を取り上げてご紹介します。

運動時の利用を想定

パイオニアの新完全ワイヤレスイヤフォンのE8 truly wirelessはスポーツシーンでの利用を想定した製品のようです。

汗かきやアウトドアでのスポーツの際の突然の降雨などにも対応可能なIPX5クラスの防水性能を持っています。

また、外観上の特徴でもある耳の内側にかかって装着の安定性を高めるフィンを本体側に装備しています。

小口径のダイナミック型ドライバーを採用

E8 truly wirelessでは6mmと比較的小口径の振動板を持つダイナミック型ドライバーを採用しています。振動板を駆動する磁気回路には超強力マグネットを採用しています。

また耳穴部分への音導管の形状は、鼓膜にダイレクトに音が届きやすい角度をもつ「イヤーダイレクトマウント構造」を採用します。

レスポンスの良い音が期待できそうです。

音質面ではBluetoothの音声コーデックでは音質の良いAACに対応していて、こちらの面の期待も出来ます。

こちらも流行の機能、AIアシスタントに対応

最近はこの機能も完全にBluetoothイヤフォンの定番機能に昇格していますが、AndroidスマホのGoogleアシスタント、iOSのSiriの起動が行える機能を搭載しています。

AndroidOSではOSやアプリの画面内容を読み上げる「Notification App」にも対応。スマートフォンの画面を見なくても表示内容の確認などが可能です。

また、スマートフォン側のコントロールを行なうボタンを持っていて音楽アプリでは曲送りや戻しといった操作が行えます。

イヤフォン本体のみでの連続再生時間は約3時間となっています。やはりこの製品もイヤフォンケース側にもバッテリーを持っていて、イヤフォンをケースに戻した際にイヤフォン本体の充電可能です。

ケース内蔵のバッテリーではイヤフォン側を2回充電できます。イヤフォンの充電時間は約1時間、ケースは約3.5時間でフルチャージできます。

ケース側のちょっと面白い機能としてバッテリー残量の確認方法があります。ケースを振るとバッテリーの残量が確認できるとのこと。音でのアナウンスになるのかインジケーターがつくのか、そのあたりは分りませんがなかなか面白いアイディアです。

アナログチックな外音確認機能

この製品も含むカナル型のイヤフォンでは周囲の音の遮断性能が高く、外でスポーツを行なっているときなどには周囲の状況が耳から入ってきにくくなっています。

とっさの危険な状況に音で気づきにくかったり、駅などのアナウンスが聞えないなどの弱点があります。

これをカバーするために最近のイヤフォンでは電気・電子的に外部の音を取り込む機能を搭載する機種が増えました。この製品も外音の取り込み機能を持ってはいるのですが、その仕組みがちょっとアナログチックでユニークなものとなっています。

イヤーチップに切れ込みがあって、そこから外部の音が漏れ聞こえる形の交換パーツが用意されているのです。シンプルかつなかなか効果的そうな解決策に思えます。

ただ、ここからはイヤフォンから聞こえてくる音も漏れる可能性が高いので、その点の注意は必要かもしれません。

直販価格は12,880円と、メジャーメーカー製の完全ワイヤレスイヤフォンとしてはお求めやすい価格になっているのも特徴でしょう。