エレコムのお手頃価格のBluetoothレシーバー

2019年9月21日

ELECOM LBT-AVWAR501BK Bluetoothオーディオレシーバー

いつもスマートフォンで聴いている音楽をちょっといい音でスピーカーから聞きたいとき、あなただったらどうします? その方法の一つはBluetoothスピーカーを追加で購入すること。 今はコンパクトで非常に良い音を出してくれるBluetoothスピーカーシステムが数多く世に出ていて実際良く売れているようです。 もしお手元にお気に入りのコンポが既にあるならそれをBluetooth対応にする手もあります。そのためのカギになるガジェットが今回取り上げる「Bluetoothレシーバー」。Bluetoothの電波に乗って飛んでくる音楽のデータをデコードしてアナログ出力してくれる機材です。 今回はそんなBluetoothレシーバーの中でもかなりのお手頃価格を実現しつつ、音質面で定評があるAACコーデックに対応したエレコムのLBT-AVWAR501BKを取り上げます。

約4000円の出費でいつものコンポがBluetooth対応に

最近のミニコンポだとBluetoothレシーバー機能を搭載した機種も少しずつ増えてきています。 ですがより本格的なピュアオーディオに近いオーディオ機材やちょっと前のコンポだと、Bluetoothレシーバー機能を持たない機種の方が多いでしょう。 そういった機材を有効活用しつつ、お手頃価格でスマホとBluetoothで繋いで気楽な音楽リスニングが可能になります。 しかも今回ピックアップしたLBT-AVWAR501BKは店頭での予想販売価格が4千円程度。非常に手軽に手を出せる価格を実現しています。 より本格的で高音質なタイプなども存在していますが、価格面でここまで手軽なBluetoothレシーバーはあまりないと思います。

AAC対応

エレコムのLBT-AVWAR501BKは約4千円とお手軽な価格ながら、非ハイレゾ級のBluetoothの音声コーデックの中では高音質とされるAACに対応します。 AACはiOS系のガジェットで標準的に使われる音声コーデックですから、対応可能なスマートフォンなどの幅が広がるスペックになっていると言えます。 Bluetooth自体のバージョンは5.0対応となっていて、AAC以外には標準のSBCコーデックのみの対応になります。 音楽再生に特化している雰囲気で、音声の遅延の少ないaptX LLなどには未対応です。

小型軽量、低消費電力

LBT-AVWAR501BKのサイズは約60mm x 60mm x 17mmととてもコンパクト。重量もたったの32gです。据え置き型のコンポと組み合わせて使う製品ですから、サイズや重量はさほど問題にならないでしょうが場所を食わないって言うのはどんな時でも大きなメリットになると思います。 電源はマイクロUSBコネクタから給電してもらうタイプで、使おうと思えば出先ではモバイルバッテリーで駆動することも可能そうです。 低価格ながらペアリングにとても便利なNFCを搭載しているのも特徴で、使い勝手の面では手抜きのない作りです。 ベアリングしたデバイスは最大8台まで登録可能となっています。 スマートフォン+ヘッドフォンで自分だけの音空間に浸るのもいい音楽の楽しみ方だと思いますが、スピーカーから出した音によるふわっと自然に広がる、包まれるような音の空間もいいものですよ。 もし既にお気に入りのコンポなどをお持ちならBluetoothレシーバーの追加で、スマホに入っている音楽をもっと楽しむ、ってのもありだと思います。