オリックス・バファローズの今季低迷の理由と今後に向けた打開策

2017年10月28日

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-TSJ85_kawamuraouen20150208103603-thumb-1000xauto-18320

昨季の大躍進から一転、ダントツの最下位に低迷しているオリックス。色々な原因が囁かれていますが、チームを引っ張る4番打者の不在、私はこれが一番大きいと思います。

昨季はホークスから移籍してきたペーニャが開幕から4番を務め、チームのスタートダッシュに大きく貢献しました。しかし今季は開幕戦で4番を任された中島が、ケガで長期の抹消を余儀なくされるなどして期待を裏切ります。

そもそも今季は4番候補が多過ぎました。中島を含め、ブランコ、小谷野など大物選手を続々補強。それにより、昨季のペーニャのように「俺が引っ張る」という選手が出現しにくい状況になってしまったのではないでしょうか。威圧感、勝負強さを兼ね備えた4番打者の存在は、投打にわたってチームに好影響を及ぼします。現に今季のパ・リーグの上位3チームは、いずれも4番打者を固定できています。

現在4番にはT-岡田が座っていますが、生え抜きでずば抜けた長打力を兼ね備えた彼がチームを引っ張ることにより、状況は変わってくると思います。もともと彼は能力の高い選手です。新しくアドバイザーに就任したラミレス氏の指導の下、精神面を鍛えていけばチームにとって頼れる存在になるのではないでしょうか。

また、投手陣における絶対的な中継ぎエースの不在も大きかったと思います。昨季は比嘉がその役割を務め、味方のリード時のみならず同点やビハインド時も含め登板し試合の流れを好転させてくれました。パ・リーグタイ記録の34試合連続無失点、防御率0.79という驚異の数字を叩き出した彼のケガによる出遅れは余りにも大きく、ほかの投手ではカバー仕切れませんでした。

比嘉は復帰したものの、ケガの影響からか昨季のような活躍は出来ていません。また、実績のある岸田や馬原も不調です。今後は若手を積極的に登板させるなどして、佐藤、平野に繋ぐことのできる安定感のある投手の確立が求められると思います。