エレコムから小型軽量・お手頃価格の完全ワイヤレスイヤフォン

完全ワイヤレスイヤフォンというと、その使い勝手で大きなポイントになるのはケーブルの煩わしさのなさ、装着した際の「邪魔にならなさ加減」だと思います。 それぞれのイヤーピースの中にバッテリーまで含めた電装品をすべて格納してしまう必要があるので、サイズ感は各メーカーの腕の見せ所、のような雰囲気にもなっています。 また、構造上イヤーピースに大容量のバッテリーを搭載することはできませんから、駆動時間はどうしても短くなり気味。それをカバーするためにケースにバッテリーを内蔵してイヤーピースを戻したときに充電が可能になるタイプが増えています。 ケース側のバッテリーの容量を増せばトータルの稼働時間を延ばせますが、ケースのサイズが大きくなりやすくなってせっかくの完全ワイヤレスイヤフォンのポータビリティを損ねる可能性もなきにしもあらず。 そのあたりのバランスを持ち運びのしやすさ方向に振った製品がエレコムから、手頃な価格で登場しました。イヤーピースのみならずバッテリー内蔵ケースもコンパクトなLBT-TWS03です。

コンパクト

LBT-TWS03の最大の特徴はやはりコンパクトさにあるでしょう。 イヤーピースは片側4gと軽量。かなりシンプルな形状ですがスリムで全長も短く、装着時に耳穴からの出っ張り具合はかなり抑えた形になるでしょう。 イヤーチップのサイズと比べても本体側があまり太くなっていませんので、そのコンパクトさがよく分ります。 ケースも本体と比較して大げさなサイズではなく、ふたを閉じると指先でつまむぐらいの持ち方になる程度のボリューム感。厚みがあってゴロンとしたカタチではありますが、ポーチなどへの収まりも良さそうです。ビジネスバッグならまったく問題なく片隅にスポッと収まってしまいますね。 ケース側のサイズは45mm x 36mm x 39mmとサイコロ状。重量もたったの39gです。

お手頃価格

LBT-TWS03の特徴の一つとしてあげてもいいと思うのは、そのお値段。 完全ワイヤレスタイプで日本メーカーの手になる製品で7千円程度での販売が予想されています。 Amazonなどにはもっと安い製品も大量に出品されていますがそのほとんどは中国製品。購入にはどこか「ギャンブル感」がつきまといます。Amazonのユーザーレビューも最近は鵜呑みに出来ないケースが増えてきていますので、購入の際にはいわゆる「人柱」になる覚悟も必要なケースもありますね。 そういった中、音楽用イヤフォンにも力を入れているエレコムブランドで市場投入されるこの製品はやはり少し安心感が違います。サポート面でも有利に働きそうです。

やや抑えたスペック

LBT-TWS03は価格面、サイズ面で頑張った製品になっていますので、その他の部分にはやや抑えたスペックもあります。 バッテリー駆動時間は本体のみだと約2時間。本体単独での駆動時間が延びつつある最近の完全ワイヤレスタイプのイヤフォンの中では控えめな数字です。 ただ、ここを犠牲にした分、LBT-TWS03はそのコンパクトさが際立つのですが。長時間駆動の他社製品はやはりイヤーピースがかなり大きくなっていますから。 バッテリー内蔵のケースの方も容量は抑えられているようで、イヤーピースを2回充電出来るぐらいの中身です。トータルで6時間程度の運用が限度になっています。 またオーディオ的には使える音声コーデックがSBCのみなのはちょっと残念かもしれません。 それでもドライバにはエレコム独自のマイクロETEMドライバを採用して、音質面もかなり頑張った作りになっています。 このシリーズにはQi規格のワイヤレス充電に対応するケースのモデルがあるのも特徴かもしれませんね。 Qiも含むワイヤレス充電規格はまだ給電可能な電力が少なめでスマートフォンのフル充電には少々力不足な感じもありますが、こういった容量が小さなバッテリーの製品には上手くマッチする規格といえるかも。 ちなみにワイヤレス充電が可能なタイプはLBT-TWS03Qで、価格は8千円程度からのスタートです。