JBLブランドのAndroid TV内蔵サウンドバー
2019年9月21日

ハマーンインターナショナルから、JBLブランドでAndroid TVを搭載した初めてのサウンドバーが発売されています。
非常に高機能でサウンドバーから映像出力が可能になっているなど、今までのサウンドバーの概念を打ち破る製品になっています。
これ単体でもYouTubeやNetflixなどのコンテンツを楽しむことができ、さらにGoogle Playからアプリをインストールして利用することも出来るようになっています。
この製品を接続するだけでTVがスマート化します。
オーディオ機能付きのコンピュータ
今回ご紹介するJBLの「
LINK BAR」は機能的に見ると、むしろサウンドバーとしての機能がオマケに見えてしまうほど多機能な仕上がりになっています。
OSにAndroidを採用した上で、
オーディオ機能を強化したコンピュータ的なポジションの製品と考えた方が良い気もします。
最大4K解像度での映像出力が可能になっていて、ネット動画などを高解像度で楽しむことも可能です。
また、Googleアシスタントも搭載していて、スマートスピーカーとしても機能します。
Bluetooth接続のマイク付きリモコン
LINK BARのリモコンはオーディオ機器としては珍しいBluetooth接続。付属のマイクからGoogleアシスタントの音声によるコントロールが行えます。
電波式なので受光角度などを気にせず自由度の高い使い方が行えると思います。
スペック
LINK BARは純粋なサウンドバーとしての機能もなかなか豊富です。
映像入力はHDMIコネクタ3つ。さらに出力用HDMIを1つ持っています。TVなどと連動して電源のON/OFFが可能なARCにも対応します。
Android TVの機能のための有線LANポートを1つ装備。Bluetoothレシーバー機能も持っていてスマートフォンなどとリンクしての音楽再生も可能になっています。
有線接続の際に対応する音声コーデックはかなり多彩な内容になっていて、リニアPCM、AAC、MP3、AAC-LC、HE-AAC、FLAC、Vorbis、WAVに対応しています。
スピーカーは2Way構成。長辺80mmの楕円形ウーファーを4つ、20mm径のツイーターを2基搭載。量感のある中低音を実現したとしています。
バーチャルサラウンド機能などは備えていませんが、
TV内蔵のスピーカーとはひと味もふた味も違う音を響かせてくれるでしょう。
多機能な分、価格面はある程度のお値段になっていて、直販サイトでは4万円程度での販売が行なわれています。
シンプルで小型のBAR2.0 All-in-Oneも
LINK BARと同時にシンプルな機能でよりコンパクトな
BAR2.0 All-in-Oneも市場投入されました。
こちらの機能はとてもシンプルで純粋にTVの音のステレオ再生に絞り込んだような作りになっています。一応Bluetoothレシーバー機能は搭載していて、スマートフォンなどの音楽再生の音質のアップグレードは狙えます。
幅が61cmほどとTV向けサウンドバーとしてはコンパクトで、使いやすいサイズに仕上がっているのも特徴でしょう。どちらかというとリビングの大型TVよりも、パーソナルサイズなTVとの相性がいいかもしれません。
直販サイトでは17,880円で発売されます。