2018年は戌年!犬が主役の素敵な映画ランキング

THE DOG 卓上カレンダー 2018年

2018年の干支は戌年!ということで、犬が主役、もしくは大活躍している素敵な映画をランキング形式で10本ご紹介します。
可愛い&カッコイイわんちゃんたちにパワーを貰い、今年も元気に過ごしましょう!

1位 「僕のワンダフル・ライフ」

僕のワンダフル・ライフ (吹替版)

声の主演はジョシュ・ギャッド。共演はデニス・クエイド、ブライス・ガイザー、K.J.アパなど。幼い頃に自分の命を救ってくれ、大事に可愛がってくれた飼い主のイーサン(ブライス・ガイザー)を慕うゴールデン・レトリバーのベイリー(声:ジョシュ・ギャッド)。1人と1匹は固い絆で結ばれ、愛ある日々を送りますが、犬の寿命は短く、ベイリーに旅立ちの日が来てしまいます。何とか、もう一度イーサンに会いたい!と願い、何度も生まれ変わりを繰り返すベイリー。かつて愛した犬が自分にもう一度会うために生まれ変わってきてくれたならというすべての愛犬家たちの願いを形にした犬と人間の究極のラブストーリー。自身も愛犬家として知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督によるドッグ・シリーズ第3弾。(ちなみに、あとの2作品は映画「HACHI 約束の犬」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」)ラッセ監督らしい普遍的な日常を丁寧に追ったストーリーで、犬目線での人と犬との生活が新鮮な作品。愛するイーサンを目指し、何度も転生を繰り返すベイリーですが、さまざまな環境、人生があり、そのどれもが味わい深いものでホロリとさせられます。
残念なことに撮影中に動物虐待に該当するトラブルが発生し、作品に水を差す結果となってしまいましたが、本作は愛犬家たちから圧倒的な支持を受け大ヒット。次もまた、ラッセ監督のドッグ・シリーズがあるならば、こんなに素敵な作品を作れるのだから、今度はすべてのスタッフが動物たちに敬意を払い、安全な環境下で撮影に臨んで欲しい限りです。

タイトル:「僕のワンダフル・ライフ」
2017年9月29日(金)TOHOシネマズ 日劇ほかにて全国ロードショー
配給:東宝東和
公式サイト:http://boku-wonderful.jp/

2位 「マリと子犬の物語」

マリと子犬の物語 スタンダード・エディション [DVD]

主演は船越英一郎。共演は佐々木麻緒、広田亮平など。2014年10月新潟中越沖地震。その際に、がれきの下敷きになった飼い主の命を救い、また、全村民が避難した後の山古志村で、生まれたばかりの3匹の子犬を守り生き抜いた母犬マリ。そのマリたちと人間との絆、支え合う人々との絆を描いた真実の物語。動物を飼っている人にとっては「犬も家族の一員であり、子どもと変わらない。」という気持ちだと思います。しかし同時に、震災時には、生きてるのに、自分を助けてくれたのに、助かる手段があるのに、見捨てていかなければならない現状が未だあります。それを子どもながらに納得せざる得ない状況に追い込まれた小さな兄妹の気持ちに胸が張り裂けそうに・・・。地震の映像はリアリティーがありますし、地震大国日本に住む以上、身近な問題ですし、そこに暮らす家族、地域について考え、残されたマリと子犬たちの生命力に勇気と感動を貰える作品です。

タイトル:「マリと子犬の物語」
2007年12月8日(土)日劇PLEXほかにて全国ロードショー
配給:東宝